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焼却事業部長インタビュー!「変化」は「進歩」

キヨスミ産研広報の大野です。

今回はキヨスミ産研の人物にフォーカスをあてたインタビュー企画!

長年キヨスミ産研の焼却事業部を支えてくださっている焼却事業部長 鎌倉さんにインタビューをしました!

鎌倉さん、本日はよろしくお願いいたします!


鎌倉さんプロフィール

焼却事業部長 鎌倉さん 入社24年目
出身:山形市出身
趣味:体を動かすこと、ゴルフ、サイクリング、スノボ
好きな食べ物:ラーメン(特に福島県にある昔ながらの醤油ラーメンが好き)
座右の銘:継続は力なり

キヨスミに入社したきっかけ

大野:鎌倉さんはもともと別のお仕事をされていたんですよね?

鎌倉:はい、ホテルマンの仕事をしていました。大変なことも多かったですが、お客さんに感謝の言葉をもらったりとやりがいもあって楽しかったです。

大野:転職のきっかけはなんだったのでしょう。

鎌倉:当時結婚し、子供が生まれたばかりでなにかとお金がかかる時期でした。久しぶりに同窓会で話した同級生がキヨスミ産研で働いていて、条件面などで興味を持ちました。当時はとにかく家族を養うことを一番に考えてましたね。

とにかく稼ぎたかった新人時代

大野:入社当初はどの部署に配属されたんでしょうか?

鎌倉:最初はドライバーとしての雇用でした。当時は普通免許で中型車両を乗れましたから。

大野:やっぱり大変でしたか、、、?

鎌倉:正直最初は大変でした。廃棄物の仕事は3Kと称されるのでハードなイメージもありましたが、家族のためにもいろいろと頑張りました。

大野:家族のために稼ぐ!が原動力だったんですね。

鎌倉:そうですね。ですが当時は今と比べても個人対応の割合も多く、やはり仕事が大変で辛い時期もありました。そんな自分を見て上司が「大変だけど、廃棄物は人がいる限りなくならない。安定感のある仕事だし、他の人が避けたがることだからこそ、やればやるほど評価されるよ」と言葉をかけてくれました。

当時の自分は「とにかく家族のためにも頑張らないと、稼がないと」という気持ちが大きかったので、その言葉で気持ちが前向きになりました。

大野:その後焼却事業部へ異動になったんですね。

鎌倉:営業職への異動の話もありましたが、向いてないかなと思い他の道を相談したところ、「なら焼却はどう?」と言われ入社3年目で焼却事業部に異動しました。そして5年目の時に焼却施設が新しくなり、今のエコモンができました。

エコモン立ち上げの

大野:鎌倉さんはエコモンの誕生に大きく携わったんですよね。

鎌倉:エコモンの立ち上げ期はとにかく覚えることが多かったです。今まで「仕事は稼ぐこと」としか頭にありませんでしたが、この時期は新しい知識が沢山増えて、刺激が多く、本当に楽しかったです。負けず嫌いな性格もあって、自分より早く入社した人とも、エコモンのことに関しては同じスタートラインに立てたので、意識の部分で負けない!という気持ちでした。頑張れば頑張るほど、評価されるのもうれしかったですし。

大野:その頑張りもあって、部長にもなれたんですね。

鎌倉:入社して17年目でエコモンのリーダーになりました。でも実は一度断っているんです。(笑)

大野:え。

鎌倉:1人で黙々と作業をするのが好きでしたし、上に立つのは性に合わないかなと思ってました。現場でバリバリ働くのが好きなんです。その後もリーダーの打診を何度か受け、いろいろ話すうちに「やってみるか」となりました。

「変化」は「進歩」

大野:様々な形のリーダーがあると思いますが、鎌倉さんはどんなタイプのリーダーなんでしょうか?

鎌倉:リーダーになりたての頃は先頭を走っていくタイプでした。ですが次第に並走、後ろから見守るというスタイルに変わっていきました。私も今年で52歳になるので、引退のことを考えて、技術を次の世代に伝えていく、今は現場に極力いかず、サポートにまわり、技術を伝えていく立場に尽力しています。

大野:自分のスタイルややり方を変えていってるんですね!大変なことですよね、、。

鎌倉:正直、先頭きって走るスタイルが自分には一番合っていましたが、自分がやりやすいかどうかではなく、チームの将来性を考えたときに最善のやり方をやるべきだと思いました。

大野:なんと柔軟な、、、

鎌倉:部下の接し方もそうです。昔はいわゆる昭和スタイルだったんですが、どれだけ時間がかかっても何回も説明して覚えてもらう、命に関するような危ない作業をしそうなときはどうしても大きな声で言ってしまいますが、それ以外は優しく、丁寧な言葉を心がけています。ATグループに仲間入りしたことで会社の方針もより「仲間を大切に」「コミュニケーションを最重要」に変わったことや、時代も大きく変わりましたから自分も適応しないとなと。

大野:自ら歩み寄る姿勢は部下からすると嬉しいと思います!

鎌倉:でももちろん最初は抵抗がありましたよ。自分たちの世代は叱られてなにくそ根性でしたが、今はへこんで気持ちが落ちてしまうことが多いと思います。ある部下が後輩と接しているときに、相手の体調や顔色をみて「大丈夫?」「ちょっと休む?」と気持ちに寄り添って教えている姿をみて、こういう姿勢を見習わないとなと思いましたね。部下に嫌な思いをさせてしまうのは嫌ですし、実際ほめて伸びる人が多いということも身をもって感じました。

大野:鎌倉さん自身もそうですが、グループ参画でチームがかなり変わったと聞きました。

鎌倉:かなりいい方向に変わりましたよ。会話も増え、雰囲気も和やかになりましたし、給与待遇や出勤形態も3勤・3休体制に変わったので、休日数も増えたのでメリハリができました。

エコモンの未来

大野:今は班長の育成や時期リーダーの育成にも力を入れていると思います。鎌倉さんが未来のエコモンチームに期待することはなんですか。

鎌倉:エコモンは「こんなの使う?」と思うような小さい部品を一つ失うだけで、全停止してしまうほど繊細なので、交換時期やトラブルに対しての対応が大変です。予測して準備したり、工期の調整なども緻密で大変ですし、もちろん現場は様々な業務で肉体的にも大変。でもそれが楽しかったりします。これまで通りトラブルの少ない安定した運転を継続してほしいです。

また、エコモンも年数がたってきたので、次のリーダーは新しい焼却炉に携わるような業務があると思います。その時は今の経験を活かして自分から「もっとこうしたほうがいいのでは?」など積極的に提案できるようになってほしいです。期待してます!

大野:鎌倉さん、ありがとうございました!

おまけ

エコモンの階段を下りているとき、こんな看板を見つけました。

まさに時代や会社の方針による「変化」に自分自身を適応させ、前に進もうとする鎌倉さんそのものだと思いました。鎌倉さんのように自分もこの先、いろんな変化に対応できるような人間になろうと思いました。


キヨスミ産研では一緒に働く仲間を募集中です!
https://kiyosumisanken.jbplt.jp/


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