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本日は忠臣蔵

12月14日は、討ち入りがあった日である。忠臣蔵というやつだ。

落語にも題材になっている噺がいくつかある。ただ、実際の登場人物が出てくる、いわゆる忠臣蔵はないと言われている。それは、忠臣蔵で描かれるのが、忠義という美しくも忍耐だからだ。

立川談志師は、こんなことを言っている。

落語とは、人間の愚かさ情けなさ全てをひっくるめて認め、それを抱えてなお生きていく人間の姿を語るものだ。

だから落語で描かれるのは、忠臣蔵という芝居の噺になっている。上記に通ずる内容綴っていたのでコチラもどうぞ!



話を戻すと、今日という討ち入りの日に、違う意味で、いや同じ意気込みで討ち入りをされた友人がいる。

中村仲蔵という落語の演目に挑戦されたのだ。定期的に落語会を開催している方なんだけど、正直感動した。

感動したのは、上手さとかそういうんじゃなく、挑戦する姿勢。真摯に向き合いやっていた。控えめに言っても、噺の世界に引き込むチカラを持っている。

大成した晩年の仲蔵を「淀五郎」で演じたのは、かなり素晴らしかったな。


討ち入りの日をステキな思い出にしてくれてありがとう。今日の日本酒と寿司は、格別おいしい。

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