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【介護保険】24時間365日いつでも助けを求められる安心が1,600円/月

24時間365日、いつでも同じ市区町村にいる、介護の専門職に助けを求められるサービスがあります。

いつでもギブアップできる安心を得られます。

要介護の方限定にはなりますが、利用者負担1,600円の介護保険サービスです。

その名は、夜間対応型訪問介護。

誤解のないように詳しく記載します。

サービス提供事業所によって様々ですが、↑のような緊急通報装置を自宅に置きます。

非常ボタンを押したり、

右のペンダントのボタンを押すと、同じ市区町村の夜間対応型訪問介護の事業所で働いているオペレーター(介護の専門職)と、

ハンズフリーで通話ができます。

自宅にナースコールが設置されたようなイメージ。

この24時間365日、同じ市区町村で働いている介護の専門職とのホットラインを結ぶサービスが、夜間対応型訪問介護です。

24時間365日営業のコンビニ的な介護保険サービスです。

これで、1,623単位。地域単価が10円で、利用者負担1割にの方なら、1,623円の利用者負担という仕組みです。

もちろん「今すぐ助けに来て」と、助けを求めれば自宅に介護の専門職が駆け付けてくれます。

こちらは、1回の駆け付けで578単位。上記条件なら利用者負担は578円。

街全体が病院・施設になります。

道路は、廊下。

自宅が、病室・居室です。

自宅で過ごしながら、家族と過ごしながら、病院に入院していたり、施設に入所しているかのような安心が得られるんです。

月額定額制のサブスク型介護サービス(定期巡回・随時対応サービス)では、「自宅で最期まで暮らしたい」という利用者の希望を叶えるため、自立支援を追求します。

退院直後など、利用者のADLが完全に把握できない時などは、一旦定期巡回で様子をみることができます。

定期巡回であれば24時間のアセスメントが可能ですし、その日その時の利用者の状態に合わせて、サービスの増減が柔軟に行えるので、サービス提供をしながら、利用者にフィットとした計画が立てられます。

もちろん一旦、定期巡回を利用した結果として、ADLが向上して定期巡回を卒業し、訪問介護に戻るケースがあります。

その場合、よく利用者は「このコール機はこのまま置いておいて欲しい」と仰います。

定期巡回でも、24時間365日いつでも助けを求められる安心である、コール機は設置されていますので。

そんな時に、訪問介護+24時間いつでも助けを求められるつながり(= 夜間対応型 1,623単位)という形を取ることができます。

利用者の「自宅で最期まで暮らしたい」という希望を叶えるための選択として、色々な選択肢があるということを知っていただけたらと思います。

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