私は、AI機能研究のために、Microsoft Bing AI(設定「厳密」)に、意思疎通のため、癖を知り尽くすため、「茨城県は、広域避難時、放射能拡散計算は、どのようにしていますか」と質問 AIの回答は、的外れ、調査のため、原電に計算してもらった計算法と結果の解説ではなく、茨城県の責任で実施する実戦配備体制が、どうなっているのか質問、茨城県には、いまでも、広域避難訓練に必要な、独自計算・評価体制がなく、克服要因

はじめに

私は、いつものように、AI機能研究のために、Microsoft Bing AI(設定「厳密」)に、分かり切ったことですが、意思疎通のため、さらに、癖を知り尽くすため、改めて、そらぞらしくも、「茨城県は、広域避難時、放射能拡散計算は、どのようにしています」と質問。

回答

茨城県では、原子力災害時における放射性物質の拡散シミュレーションを行っています。具体的には、30キロメートル周辺まで避難・一時移転の対象となる区域が生じ、かつその区域が最大となると見込まれる事故・災害を想定しています
このシミュレーションは、原子力発電株式会社に要請し、2022年12月に報告書が提出されました。
このシミュレーション結果については、専門家で構成する第三者検証委員会により検証され、「概ね妥当」と評価されています

シミュレーション結果は、条件設定次第で変化しうるものですが、今回設定した厳しいケース(シミュレーションⅡ)における避難計画の実効性を検証し、その内容を順次、県民の皆さまに情報提供しています
また、県では、避難先や避難経路など基本的な事項と課題を取りまとめた広域避難計画を策定しています。これらの計画は、原子力災害における避難計画の実効性を検証するために活用されています。具体的な避難計画の詳細は、茨城県の公式ウェブサイトで公開されています。

なる回答をえました。

感想

AIの回答は、的外れ、AIの弱点露呈。
私の質問のポイントは、原電東海第二原発の実際の事故時、茨城県は、広域避難訓練が必要な場合、独自能力で、計算・評価できる、
・放射能拡散計算コードは何ですか、
・計算に必要な放出核種と放射能量の情報は、原電から事故後の何時間以内に入手でき、放射能拡散計算を実施し、事故後の何時間以内に、各自治体に対し、放射能汚染に伴う線量率地域分布図を提供できますか、
であり、調査・検討のために原電に依頼して計算してもらった計算法と結果の解説を求めたものではなく、茨城県の責任で実施する実戦配備体制が、どうなっているのか質問しているのです。

批判的検討

茨城県(担当課は原子力安全対策課)は、東海第二原発の事故時放射能放出シミュレーションを原電に依頼したものの(茨城県HP参照、シミュレーションⅠ 部分的機能喪失による重大事故時、シミュレーションⅡ 全機能喪失による仮想事故時)、その程度の計算は、独自に、こなせなけれなならず、と言うのは、事故時には、第三者に依存することなく、独自に、放射能拡散シミュレーションをしなければならず、計算コードと人材、評価能力、原電からの放出核種・放射能量の入手など、すべて、いつでもできるようにしておかなければならず、いまでも、そのような体制ができていません。
茨城県は、原電の「事故時放射能放出シミュレーション報告書」の内容の検討を第三者組織に外注しましたが(茨城県HP参照、外注費用500万円、報告書11ページ。実機4基の原発安全解析の経験のある私ならば、無料で、一晩でできる程度の作業内容・報告書内容)、その程度のことは、茨城県だけで、できる能力を備えておかなければなりません。
茨城県には、いまでも、広域避難訓練に必要な、独自計算・評価体制ができておらず、広域避難訓練の実施能力には部分的に難があり、克服努力を払わねばなりません。


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