川口ゆりさん(29歳、フリーアナウンサー)のXでのつぶやきに違和感を覚えるのは、前半部分ではなく、後半部分の「常に清潔な状態でいたいので1日数回シャワー、・・・、多くの男性がそれくらいであってほしい」の部分であり、日本の社会制度と組織の伝統的ルールからすれば、組織内で、一日、数回も、シャワーを浴びられず(すべての人間が汗をかき一日中働かなければならない管理社会)、いかなる職種や職位であっても、無理な条件、世の中一般の男女に対し、そのようなことを示唆するのは、いかがなものか

川口ゆりさん(29歳、短大卒、フリーアナウンサー、コンサルタント)は、2024.8.8、Xで、「ご事情あるなら本当にごめんなさいなんだけど、夏場の男性の匂いや不摂生してる方特有の体臭が苦手すぎる。常に清潔な状態でいたいので1日数回シャワー、汗拭きシート、制汗剤においては一年中使うのだけど、多くの男性がそれくらいであってほしい」とつぶやき、所属事務所から不適切内容と判断され、即刻、解雇されました。
川口さんの仕事とつぶやきの全体の流れから判断すれば、言わんとすることが分からないわけではありませんが、それでもなおかつ、違和感を覚えるのは、前半部分ではなく、後半部分の自身の実施内容の「常に清潔な状態でいたいので1日数回シャワー、汗拭きシート、制汗剤においては一年中使うのだけど、多くの男性がそれくらいであってほしい」の部分であり、日本の社会制度と組織の伝統的ルールからすれば、組織内で、一日、数回も、シャワーを浴びられず(すべての人間が汗をかき一日中働かなければならない管理社会)、いかなる職種や職位であっても、無理な条件であり、自身は、そうしていたとしても、世の中一般の男女に対し、そのようなことを示唆するのは、いかがなものか、いくら自身の仕事としての社会啓蒙としても、社会一般を対象に、示唆すべきことではないように思えます。
川口さんは、男性に対し、そのような不快感を露わにしていますが、女性が、化粧や体臭をカモフラ―ジュするためのきつい香水など、周囲に、どれだけ不快な香りを放っているのが、気づかないのだろうか、物事は、一面的に見るのではなく、多面的に見なければなりません。


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