私のアイガー論 世の中には、あまり、知られていませんが、アイガー登頂(3970 m)のための登山道は、四つあり、北壁から、メンヒ側から、アイガー東側から、一般的コースではありませんが、グリンデルワルト側からがあり、いずれも、きついコースで、アイガーと言えば、北壁のロッククライミングで、垂直に近い北壁の高さは、3970 m - 2061 m = 1909 mであり、訓練されたプロ中のプロでも、三日間かかり、降りる時には、メンヒ側に抜けます

はじめに

私は、スイス登山に三回行き、アイガー(3970 m)にも三回行きましたが、登頂することはできず、宿泊したグリンデルワルト(約1000 m)のホテルのテラスから、ただ、見上げるか、山麓から少し登ってみるか、グリンデルワルトからWAB登山鉄道でクライネ・シャイデック駅(2061 m)へ、そこで、JB登山鉄道に乗り換え、次のアイガー氷河駅(2320 m)へ、そこでは、氷河観察の観光のため、3分間停車、アイガー中腹を通過し、アイガー北壁駅(2865 m)で、駅構内の展望窓からクライネ・シャイデック方面の観察の観光のため、3分間停車、次の氷海駅(3160 m)でも同様に氷河観察のための3分間停車、終点のユングフラウヨッホ駅(3454 m)まで行き、メンヒやユングフラウの登山に入りました(note本編バックナンバー記事・写真参照)。

アイガーへの四つの登山道

世の中には、あまり、知られていませんが、アイガー登頂(3970 m)のための登山道は、四つあり、北壁から、メンヒ側から、アイガー東側から、一般的コースではありませんが、グリンデルワルト側からがあり、いずれも、きついコースです。
アイガーと言えば、北壁のロッククライミングで、垂直に近い北壁の高さは、3970 m - 2061 m = 1909 mであり、訓練されたプロ中のプロでも、三日間かかり、降りる時には、メンヒ側に抜けます。
いちばん無難なのは、山岳ガイドと一緒に、東側から登るコースですが、途中に ロッジがあり、往復二泊三日になります。
アイガーには、グリンデルワルト側の2061 mの高さに、東西に長い登山道と言うほど厳しくないトレッキングコ-スがあり、誰でも平地のように歩けます。
私は、妻と、グリンデルワルト駅から、WAB登山鉄道でクライネ・シャイデック駅まで行き、アイガー北壁を見上げつつ、WAB登山鉄道沿いを目安に、グリンデルワルトまで、三時間歩きましたが、下りだから楽でしたが、登りでしたら、2061 m - 1000 m = 1061 mの標高差ですから、きつく、4時間くらいかかります。

結びに代えて

三回目のグリンデルワルトの時、ホテルのテラスからアイガー全体を見ていたところ、それまで気づかなかった光が見え、おそらく、太陽光発電によるLEDの光ではないかと思いますが、それ以外には考えられず、観光客のために意図した、未来への光なのでしょう。
もう一度アイガーを訪ねてみたい。


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