日本語のように使われている古代サンスクリット語(仏教用語)

私は、2023.2.26の記事において、「しょせん」(所詮)と記しましたが、曹洞宗雲水の立場で解説すれば、それは、古代サンスクリット語の発音合わせであり、日本語のように使われており、そのような古代サンスクリット語は、
・ショーセン(結論としては) → しょせん(所詮)
・シャーバ(この世) → 娑婆
・ボーダイ(悟り) → 菩提(菩提樹、菩提寺)
など、約300種類もあります。
日本人は、「しょせん」を否定的な場合に用いますが、本当の意味は、否定でも、肯定でもなく、「結論としては」の意。

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