試運転朗読第2回
菫(すみれ)~ゲーテ 詩
前回は野薔薇でした。男女の駆け引きのお話で男性に軍配が上がるお話となりました。今回はテーマにあります「菫(すみれ)」です。先に言っちゃうと女性の勝ちで、駆け引き終了となるお話になっています。でも何となくこう終わり方が、男性なのに女々しくて女々しくて(笑)。一番有名なモーツアルトメロディにて作話してあります。クラシックお好きじゃなければご存知の方は少ない、かもしれない。個人的には同じ歌詞でクララ=シューマン作曲のメロディの方が好きですが。
詩人ゲーテの作品は、色々なクラシック作曲家から支持を得ていて、いーっぱいあるんですが、でも天才モーツァルトが採用したのはこの「すみれ」だけですし、クララ=シューマンも同じです。何だろうこの偶然。しかしいつの時代も恋バナというのは相変わらずなところがありますねっ(笑)。
恋愛の残酷さも男女平等が一番!な意識で前作「野薔薇」とご一緒にお楽しみいただけたら嬉しいです。
この作品も私の声で朗読配信いたします。stand.fmまで遊びに来てください。配信予定は3/15を予定しています。
kym朗読時間~物語の向こう側
https://stand.fm/channels/601fc64085b142d0d859ff7a
音声配信より先に、原稿を皆様に見ていただくのは、私なりのこだわりです。
こだわりその1:縦書き原稿で読んでいただきたい
こだわりその2:このページにお越しいただきました皆様の中に、朗読活動をされていらっしゃる方も、おいでかと思います。私が読む前に、どんな朗読をなさいますでしょうか。ちょっとした練習にお使いいただけたらと思うのです。
こだわりその3:お話と音楽を合致させてみて欲しいなと思うんです。お話は私の想像域を超えませんから、合ってるよ、違ってるよ、があるかと思います。よろしければそんなご感想もお聞かせくださいね。
次回は!すみません、完全に私の好きなもの!大好きなオペラのヒロイン
「蝶々夫人~或る晴れた日に」をお届けさせてください(笑)。もうこれはオペラの世界観をなるべく崩すことなくお話にします。
Aufwiederseh'n! Bis mal!
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