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経済学のオキテ

「経済学とは、現実の経済を分析する学問。」

一昨日は、経済学ってそもそも何ぞや?という部分を知りました。ただ、現実の経済はとても複雑なので、そのままだと分析することができません。そこで、あるオキテ「経済学の思考パターン」に沿って、シンプルに考えることで、ごちゃごちゃした現実の経済を分析することができるようになります。

その経済学の思考パターンとは、「定義→仮定→分析→結論→長所・短所」という流れです。経済学ではさまざまな理論がでてきますが、その理論たちは、この「経済学の思考パターン」に沿ってつくられています。

現実の経済はフクザツ 

おまんじゅうが大好物で、おっとりな性格の「ヒヨさん」という経済学者がいます。ヒヨさんはいま、消費の理論について考えている最中です。そこでヒヨさん、そもそも「消費」ってなんぞや? と考え始めました。

「消費ってモノを買うことでは?」と思いますが、モノやサービスを買っても、消費というわけではなく、「投資」の場合もあるため(例:住宅を買う場合など)その言葉の区別をして、消費の意味を明確にします。また、「消費」といっても、消費パターンも1つではありません。

パターン①  680円のスタバのフラペチーノを買うのは、そのフラペチーノに680円以上の価値があるから買う場合
そのモノを買うことで、支払う金額以上の満足が得られるかどうか、を考えます。これは、もっとも冷静かつ合理的な消費パターンです。

しかし、いつも合理的に買い物ができるわけではないですよね。
その他の消費行動パターンとして、
パターン② 周りの人に対抗してモノを買ったり、
パターン③ おまけにつられてモノを買ったり、
パターン④ ブームに乗ってモノを買ったり・・

このように現実経済はさまざまな消費行動のパターンがあり、複雑です。また、これら4つの消費行動のパターンはそれぞれ全く違うものになるため、すべてを統一的に説明する理論をつくることは出来ません。現実経済を説明するものが経済学ですが、実際、現実の経済そのものは複雑で説明ができない、ということになります。

(⌒∇⌒) 一息休憩・・

パターン①で出てきたスタバの話ですが、いま出ている新作のさくらフラペチーノには、なんと・・白玉と生八つ橋、が入ってるみたいです

( ^ω^)・・・フフフ 戻ります

フクザツな経済をどのように分析するか 

「消費」という言葉も、単純にモノを買うことだけではないし、ひとくちに消費といっても様々なパターンがあります。そこでまず、言葉の「意味」をはっきりさせる作業を行います。経済学での消費とは、以下のことを意味します。

" 経済学では、消費とは、ひとびとの欲求を満たすために財(モノやサービス)を利用することをいう。一方、投資とは、ひとびとが消費する財や生産・供給するための機械・建物などの設備やお店の在庫品を増加させることを いいます。" (速習 ミクロ経済学 石川,2011,p7)

今日のまとめ

①経済学って現実の経済を説明するものだけど、実際、現実の経済そのものは複雑で説明ができない。
②そこで、「定義→仮定→分析→結論→長所・短所」という経済学の思考パターンに沿って、現実経済を分析する。(この思考パターンに沿って理論もつくられている)

今日は、経済の思考パターンの1番目「定義」の部分をやりました。

おつかれさまでした(⌒∇⌒)










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