小3授業参観考察

前回は算数で、全く授業の内容が理解されてない内容だったので、あまり期待はしていなかったが、今日もひどかった。。

今回は生活科で、先日雨の中博物館へ行った内容をまとめて班ごとに発表。

自分の指導は直接見せず、生徒が発表するのを丸投げしているのを見せるだけ。

テーマ毎に「冷蔵庫」「洗濯機」「電灯」「電話」「炊飯器」の今昔、変遷を発表していた。

クイズ形式にしたり、劇をしたり、小物を作ったり、さすが元音大コーラス出身の担任ということで、見せ方の指導としてはよいかもしれない。

そこまではいいのだが、なぜ博物館へ行ったのか?
日本人としての生活史を学ぶことではないのか?

そもそも本で読めばわかるような内容をわざわざ博物館へ行くために、「今は、昔より楽になりました。」なんて感想を生むために、私は早起きして弁当を作ったのか?!

今は絵本レベルでも相当まとめられている書籍がある。
事前にある程度は調べておいて、それでもわからないこと、例えばどういう構造になっているのか?大きさはどのくらいか?どんな素材なのか?等は博物館で現物を見て確認したり、観察して記録することは意味があるだろう。

さらに博物館へ行ってまとめる際に疑問に思ったことを本なりインターネット(今は広告収入のための記事ばかりであまり役には立たないが)なりで調べて深めて、知識を自分のものにすることが重要ではないか。

何度かクイズで「〇〇ができたのは何年前でしょうか?」「✕✕年!」そんな記憶はすぐに抜け落ちてしまう。
例えばお母さんやお父さんの生まれる前とか、おじいちゃんおばあちゃんが生まれた頃とか、江戸時代、明治時代、大正時代とか、そういう表現の仕方を指導することもできたはず。

そもそも研究の仕方や発表の仕方を知らない教師に、生きる力を育む教育を求めるのには無理がある。

担任制はやめて、一刻も早く教科担当制にするべきである。

来年は少しはマシな先生にあたるといいなぁ〜

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