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ニュージーランドの黒い小悪魔サンドフライ

ぺんにちは!ペンギン好きぃ、鈴木起世美です。

昨日、フィヨルドランドペンギンに逢ったお話をすると予告しました。

が、今日はその前に、この地域で野生ペンギンに逢いに行く際に、

事前に知っておかないと恐ろしい目に遭う黒い小悪魔【サンドフライ】について今回はお話します。

恐怖のサンドフライ、アナタの素肌を狙っています

サンドフライとは、日本で見るハエを1〜3mmに小さくしたような姿をしたブユです。

ブユということは…

はい、噛んで吸血してきます。

それがとても痒い!!!!

一瞬でも噛まれるとず〜っと痒い状態が続き、噛まれた跡もしばらく残る…

少しでも肌を露出していると、確実にそこを狙ってきます。

「チクッ」という痛みが噛まれた証拠。

そこから一度掻いてしまったら痒みが促進されます。

いま思い出しただけでもゾッとする。。。

ネットでの『サンドフライ』画像検索は閲覧注意です。

ペンギンのいる所はサンドフライのいる所

このサンドフライは、都心部には生息しておらず、

郊外の特に南島・海辺沿いによく生息しています。


思い出してみてください。ペンギンたちの生息場所を…

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南島の海辺沿い…

【NZで野生ペンギンに出逢う = サンドフライの脅威に遭う】

ということなんです!


私は10ヶ所以上のペンギン生息地へ行きましたから、それはもうたくさんの黒い小悪魔たちに逢ってきました。散々な思いをしてきました…

ただ、対策さえすれば脅威を免れます!

痒い思いをしたくなかったら素肌を出すな

サンドフライにまんまと噛まれ痒い思いをしてきた私でしたが
何も学習しなかったわけではありません。

サンドフライに噛まれない対策があります。

それは、素肌を出さない

当時のペンギン観察の際の私の服装を絵にしてみました↓

画像2

帽子はネット付き、長袖長ズボン、そして手袋。

これらはニュージーランド渡航前にサンドフライ情報は得ていたので
事前に準備していました。

それでも被害に遭ってるのは…宿泊した山小屋内にサンドフライが潜伏していたりとか、私の気の緩みが原因ですね(笑)

基本的に肌を出していなければ、大丈夫。

蚊と違ってストロー状の口では無いので、
薄い布生地の上からでも彼らは肌を噛むことはできません。

夏場は長袖長ズボンは暑いので、下は短パンにスパッツでも良いですね。

とにかく肌を出さなければ良いのです!

彼らの活動時間は日中のみ

サンドフライの活動は日が出ている時間帯

日が陰ってくると途端にいなくなります。

暗い時間帯は完全防備じゃなくても大丈夫!


ただ、蚊はいます(笑)

蚊対策は別途しましょう。

その他の対策方法

【塗る虫除け】
塗るタイプの虫除けが現地では売っているので、それを使うと効果があると思います。日本の虫除け剤では効きません。

【マーマイト】
パンなどに塗って食べる『マーマイト』という不味いことで有名な発酵食品。
ビタミンBが豊富なためこれを食べ続けるとサンドフライが寄り付かなくなる…らしい。実は私はそれを知って、常食していましたが正直効果は感じられませんでした。。。

【噛まれても掻かない】
サンドフライに噛まれると「チクッ」として痒くなるんですが、その掻きたい気持ちを必死に抑えて1度も掻かなければ、それ以降痒くなりません。最初のヒト掻きさえ我慢すれば噛まれたことも忘れます。噛まれた赤い点の跡はしばらく残りますが、後々消えます。
噛まれても掻かない!これさえ守れば噛まれてしまったとしても大丈夫♪
ただ…反射的に掻いてしまったりして案外難しい。一種の修行かもしれない(笑)

サンドフライと仲良くするには…

まとめですが、

ペンギン観察にはどうしても避けて通れないサンドフライ。

対策として、
・素肌を出さない
・虫除けをする
・もし噛まれても最初のヒト掻きを我慢する

以上を心得ておけば決して怖くない。

少しでもお役に立てば幸いです!

以上、ペンギン好きぃでした∧( ゚Θ゚ )ノシ

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私の通販サイト『ぺんきょー会 ペもの店』↓にて、
50ページに渡ってニュージーランドのペンギンレポートを
まとめてあります。

これからニュージーランドへ行って野生ペンギンに出逢いたい方、
詳しいニュージーランドでのペンギン情報を読みたい方は、
ぜひお手に取ってみてください!


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