【回顧・2023年】

この記事は、「公務員で綴る Advent Calendar 2023」「公務員で綴る 綴る Advent Calendar 2023」に参加しています。
テーマは”2023年を振り返る”ということで、こんな仕事をした、こんな体験した、こんな人と出会った、こんな本を読んだ、こんないいことあった、こんな失敗した、こんなチャレンジした、一年を振り返って、いま、こんなことを考えている。
などなど、全国各地でそれぞれの街をそれぞれの仕事で支えている仲間たちが、2023年を振り返るリレーブログとなっております。

～はじめに～

adventar.org

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大学卒業後、働き始めて、
今年度は21年目となります。
今の市役所勤務も11年目。
現職が前職期間を超える節目の年は、
大変実りのある１年となりました。

１．何といっても～執筆活動～

『自治体の課税担当になったら読む本』を上梓。
何といっても、これが今年最大のトピックです。
2021年12月から執筆していましたが、
ようやくお披露目の時を迎えました。
ノリで「出版記念講演」もやりましたね。

自治体の課税担当になったら読む本

そんな折、月刊『地方財務』にも寄稿。
2023年5月号の巻頭およそ30ページ、
「知っておきたい財政用語」です。 

月刊　地方財務　2023年5月号　　　特別企画：知っておきたい財政用語―ざっくりイメージからはじめよう！｜地方自治、法令・判例のぎょうせいオンライン

自分が本を書く日が来るとは
夢にも思っておりませんでしたが、
大変いい経験をさせていただきました。
これを自分の中でどう昇華するか、今なお模索中です。 

２．こんな経験も～研修講師～

６月。ＪＩＡＭで研修講師を担当。
「固定資産税土地評価」です。
 
本格的に研修講師を務めるのは今回がはじめて。
９年前に受講した研修の講師を務めるというのは、
なんとも不思議な感覚でした。

３．その裏で～国保課への異動～

４年在籍した財政課を卒業、
４月に国民健康保険課に異動しました。

マイナ保険証やら保険証廃止やらでメディアを
賑わせている社会保険制度。
ただでさえ複雑な国保制度ですが、
これがさらに複雑になる雰囲気。
ここまで国の動きが混乱するのも珍しいような気もしますが。。。
 
そんなわけで９月からはオンライン市役所で
「国保ゼミ」を立ち上げまして。
今なお、日々是勉強でございます。
 
とは言え、分からない中でも、
逆に分からないからこそ新鮮な目で見て、
いろいろ業務改善を仕掛けていきましたよ。
 
・簡易申告入力におけるＲＰＡの導入
・高齢受給者証事務見直し（Accessツールで事務量削減）
・高額療養費申請簡素化検討（R6実施に向けて）
・不当利得事務整理＆通知改善（ナッジ活用）
・特健/特保のパンフレット改善（ナッジ活用）
・柔道整復師施術所に対する医療費適正化通知の廃止
・年金資格異動の脱退勧奨通知送付廃止の廃止
・オンライン資格確認二重登録者解消＆職権削除要綱作成
・高額療養費等の保険料未納分への充当事務整理
・特定健診受診券再発行のオンライン化
・保険者努力支援得点獲得の工夫
・フロッピーディスク運用廃止
 
思い起こすと、いろいろ展開しましたね。
勿論、私一人で手掛けたものではなく、
係員が協力して成し遂げたもの。
少しずつ効果も出ているのが嬉しいところです。

４．心残りも～説明力向上委員会～

 
執筆や研修講師を務める中で
自分の「武器」が見えてきました。
それは自分の「説明力」です。
 
思えば「キヨさんの説明は分かりやすい」と
言われることもしばしば。
 
そんなわけで、noteで立ち上げたのが
「説明力向上委員会」でした。

説明力向上委員会｜清原 茂史｜note

しかし、自分の「説明力」を説明するのは
とても難しい作業であることに気付きます。
なかなか筆が進まず、頓挫してしまっています。
今は、国保ゼミで手一杯なのですが、
また再開したいと思っています。

５．やってみた～京都公務員ラボ～

 
ま、やってみようか。
そんなゆるいノリで始動した京都公務員ラボ。
「となりの公務員」「BookBar」「ABD」など、
まさしく「ラボ」的にいろいろやってみました。
少しずつ経験値がたまっている実感があります。 

６．その他諸々

以下列挙。
・オンライン市役所「魅力発見地元旅」（長岡京市を紹介）
・オンライン市役所「30分de固定資産税課税基礎講座」
・パトラン宇治（４年ぶり参加）
・初ロードバイクでビワイチ
・ＨＯＬＧ「やめない公務員」開催
・ＦＭおとくに「音楽のチカラ」ゲスト出演

そんなこんなで、
2023年は最高に充実した１年でした。
それもこれも、
支えてくださったり、
応援してくださったり、
ご縁をいただきました皆さんのおかげです。
感謝しかありません。ありがとうございます。
 
一方で、こんな言葉もあります。

「人間万事塞翁が馬」
「禍福は糾える縄の如し」
 
慢心せず、地に足を付けて、
でも、楽しみながら生きていこう。
１年を振り返って、そんなことを思った次第です。
 
改めて皆さまに感謝です。ありがとうございます。

【ちなみに】サムネイル画像について

生成ＡＩで作ってみました。
「和服を着た日本の男性の文豪が、2023年度を振り返る様子。モノクロ。」というプロンプト。
ＡＩすげー。