のの乃

存在してないようで存在するもの。 あわよくば、メンヘラ界のスーパースターになりたい …

のの乃

存在してないようで存在するもの。 あわよくば、メンヘラ界のスーパースターになりたい 適応障害・強迫性障害と共に 時々うたったり、書いたりしてます。  『いきること』 等身大のわたしであり。 ※一個人の考えです※ 皆が生きやすい世界になりますように。

最近の記事

創作小説 『六弦』

『私、死にたいのです』 彼女は、聞き取れない程の小さく 掠れた声で言った。 『この世界…いや、私の目の前の世界は乱暴なお祭り騒ぎで私を振り回す。その度に私は悩んできたし苦しめられてきた。 この身体も心もすっかり汚れてしまいました。そんな自分を見るたびに思うんです』 -無機質ナモノニナリタイト- 僕は驚いた。と同時に 何か胸に汲み上げる 言葉では表せない不思議な感情が芽生えた。 『ただ、私…』 『不様な死に方はしたくないのです。入水したら体は浮腫むでしょう。膨れ上がっ

    • カムバックわたし

      少し前から幻覚を見るようになった。 最初は 【私疲れてんのかなぁ】 程度にしか考えてなかった。 幻覚っていっても、 しゅっと影が横切る?虫が視界の端に 横切る程度のもの。 それから、身体の疲れがなかなか 取れなくなった。 起きたら、だるくてしばらく動けない。 通勤中に「行きたくない」と思い始める。 それでも、日常は待ってくれはしないので 普通に仕事をし、家事をしてた。 思い当たる原因は、色々あった。 ・気圧の変化 ・寒暖差 ・職場の環境 ・解決できない悩み事 ド

      • 台風や雨での気圧の変化が終われば 次は季節の変わり目。 身体が動かない 心が目まぐるしく変わる。 お願いだから 希望の灯火が吹き消されないように 私は夜の静寂の中で祈る 誰も居ない闇夜に

        • ボーダーライン

          私の前に引かれた ボーダーライン。 これを越えたら私は モンスターにでもなるか もしかしたら もっと強い勇者にでもなるのかな? 毎日が希望で在れる日なんて 滅多にあるわけない いや、ほとんど無い。 心の嵐は急にやってきて 今までの幸福を荒らして壊して去る。 「日々に感謝」 と云う綺麗な言葉で 片付けられる程、 私は大人でもないし 何ひとつも悟ってなんていない。 葛藤や苦悩の中で、 ふと気づいたら 色んな事を見失って、疑心暗鬼になって 見渡すと真っ暗なところに

        創作小説 『六弦』

        • カムバックわたし

        • 台風や雨での気圧の変化が終われば 次は季節の変わり目。 身体が動かない 心が目まぐるしく変わる。 お願いだから 希望の灯火が吹き消されないように 私は夜の静寂の中で祈る 誰も居ない闇夜に

        • ボーダーライン

          毒を以て毒を制す

          一番酷い時期には、1日8錠くらい 飲んでいた薬達。(もちろん強いやつ) 私「最近、眠れないのです」 『じゃ、もう少し量ふやそうね♪』 私「お願いします」 こんな、安易なやりとりで あっというまに薬漬けになってました。 そして、私の最大のミスというか 知らなければいけなかった 【副作用】と【離脱症状】 そんだけ薬を飲めば、副作用が 顕著に出ます。 もう、頭は回らないし 人の話が全く理解できない。 記憶力が壊滅的。 身体は死ぬほど重い。 何をしてもすぐに疲れる。

          毒を以て毒を制す

          毒を以て毒を制す~お薬の話~

          毒を以て毒を制す 私のお薬のおはなし。 最近の体調不良からか精神的にピリピリしてて 突然、怒ったり泣いたり笑ったりが 本当に分単位で変化する。 まさに感情のジェットコースター。 そのおかげで減薬はおろか 追加のお薬を頂いたのですが 私、薬は個人的に 毎回大変な目に合うので 嫌いです。 確かに症状は緩和されます。 そりゃ自分にあうお薬に出会ったら 一発です。 ただ、それなりの デメリットも知らなければいけません。 薬は万能薬ではありません。 ノーリスクでは

          毒を以て毒を制す~お薬の話~

          社会生活

          見えない病気というのは 大抵自覚がない。 周囲にも、自分自身にも。 だから、いつまでも気づかないし 事の重大さを知る余地もない。 そして、見えない病気は ほぼ理解はされない。 限りなく健常に近い障害。 挫けるのはいつも、周囲のズレと 自分のキャパの狭さだった。 だから私は自分を出来損ないだと 思った。 私は、社会不適合の欠陥品だと。 この世の中を レーンで例えたら 私はきっとすぐに、はねられて 廃棄処分いきだろうなと 考えてた。 だけど、悲観した所で 誰も私を助け

          社会生活

          OCDの日々~コロナの影響で

          OCDが発症して、 良かった事もあったし 悪かった事もあった。 ただ、この騒動前からずっと 歯がゆい事案がある。 インターネット上での やり取り(売買)ができないこと。 私の場合は強迫観念、行動共に出るので 複数のSNSを使わないし(管理が大変) インターネットショッピング、 または電子決済をしない。 しないというか、できないので 【やらない】選択を取った。 だから、某有名ネットショッピングサイトなど 通販は基本的に 友人などに頼んでもらい代金を手渡しする。 この流

          OCDの日々~コロナの影響で

          コロナの影響

          ある受診日。 金切り声で泣き叫んでる声 抵抗してる様な音と それを宥める数人の看護師さんの声と 慌ただしい足音が 診察室越しに聞こえてきた。 今回の騒動で、皆が皆 振り回され惑わされ、疲弊してる。 相手はウイルスという 太刀打ちできないもので SNSで 個々が奮起する姿や、思い思いの投稿を 見る機会も多くなりました。 それが、なんだか 辛いのです。 心の中で、苦しくてのたうち回ってる自分がいるのは何故でしょうか。 批判や中傷や偏った思想を見るのも怖い。 言葉の

          コロナの影響

          ソクラテスとわたし

          たまたま、ソクラテスの言葉を知った時 心にぐさりと刺さる物があった。 ただ己を守る為だけの 取り繕った、鎧が いかに脆いものかを痛感した。 自分は狭い世界の中に生きているのに 私はいつも 己がさも賢いように装って、見栄を張って 自分の正しさを 正義のように振りかざし ぎゃーぎゃー騒ぎ立てていた。 守りたかった。自分の価値を。 でも、それは 知らない所で、誰かの尊厳を傷つけ 誰かを妬み、誰かを貶めようとする。 自分の保身の為だけに。 The only true wi

          ソクラテスとわたし

          予防と対策① 深爪

          私は、幼少期から爪をちぎったり、噛んだりする子だった。 苛々してたり、不安だったり、悲しかったり 心に負荷がかかると必ず行う【癖】みたいなもの。 それが手だけでは収まらなくなり、 足の爪にも行う様になった。 血が出ても、爪が半分になっても御構い無し。 もちろん痛みもでる。歩くのにも痛い、 お風呂でもしみる。 でもその【癖】はずっと、止まらなかった。 いよいよ 爪が綺麗に生えてこなくなって(二枚爪) 爪自体の色が浅黒くなった。 (足の爪の方が顕著に出てきた) でも、白

          予防と対策① 深爪

          自傷行為の影響力【SNS】

          罪を考えた時に必ず、 誰かを傷つける自分を想像して 吐き気がする。 私の場合は、とにかく 他者を傷つけたくない思考が脳内を 圧倒的に占めていて 【だったら自分を傷つけよう】 という部分に直接リンクしてしまう。 だけど、悲しいかな 現実は あれだけ苦しんで、泣いてる姿を 全て見せても 誰も、その場しのぎで いつの間にか過ぎた話として扱われたり 見向きすらしない傍観者もいるのに その事案(自傷行為)がおこると どこかで、傷つく人もいて 悲しむ人もいた。 だから、自傷

          自傷行為の影響力【SNS】

          自分を傷つける=罪?【自傷】

          ※かなり個人的な意見です。 罪とは何なのか考えている。 でもそれはきっと算数みたいに 1つの答えしかない事は ないのだと思う。 しかもやっかいな事に正解なんてないものもある。 どこかしら矛盾している場合が多い。 価値観てものは 人間の数ほどあって 考え方や捉え方は もっと複雑にあると思う。 何倍も、何百倍も。 人には様々な能力があり 感情があり、思考ある。 それを律する(基本的な)元は 必要だからこそ与えられたものだと思う。 宗教、道徳、規律。 自死(自殺)は

          自分を傷つける=罪?【自傷】

          ある日の日記

          表裏一体。 この世は常に矛盾の中で ぐるぐると選択を迫られる。 表が正しい訳じゃなく 裏が正しい訳でもない。 その都度、その時の答えを出しながら 遠回りしたり 近道したりして 右往左往してゆく。 私の痛みを晒しても どこまでいってもメンヘラで 挙げ句、 それが私のやり方(スタイル)だと言われて その言葉は 多少なり引っ掛かり続けた。 私は、この傷を売り物や盾にはしない。 誰かの救いの破片になれば きっと、愚かな願いだとしても 私自身も救われると思ってた。 実際、

          ある日の日記

          精神疾患のわたし

          平成22年 私は強迫性障害(適応障害)を罹患。 物事の確認行動が多くなる。 強迫観念か強くなる。 ※症状は、個々によって違います。 私の場合は、 【確認行為】 ガスの確認→火事になる恐怖 鍵の確認→泥棒に入られる恐怖 【加害恐怖】 車の運転→人をはねたかもと同じ道をぐるぐる回る(警察に電話したり) 【儀式行為】 自分のルール通りに物事を進めたがる。 →失敗や、ミスが不安 数字のこだわりも少々あります。 (その頃は、医療系の学生だったので その他諸々の症状あり。

          精神疾患のわたし

          美しさの本質

          昔から、自分の奥二重が嫌いだった。 目も大きくないし、ぱっちりもしない。 私の青春当時の流行は、 目の大きな女の子=可愛いだった。 西洋のお人形みたいな。 ぱっちり、くりくり、おめめ。 だから、余計自分の目が嫌いだった。 ガミースマイルも 鼻が低いのも。 欠点はどんどん溢れてく。(女だから) 鏡も見たくない程。 だから、メイクで隠す事にした。 二重の幅を大きくして 付け睫とかもして でも、メイクもヘタだったので 余計変になった。 (これは、私の黒歴史と化す) 『

          美しさの本質