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米軍、イスラエル軍、国連や人道支援団体の連携による食糧供給
ご紹介したい、イスラエルを伝えるユーチューブ・チャンネルは、TBN Israelというものです。
TBNは、アメリカでは最大の福音伝道報道局ですが、イスラエルに特化したチャンネルです。そこに登場する人たちは、イスラエル人であり、イエスを自分のメシアと信じる人々です。その人たちも、従軍して、ガザの現場から、軍の許可、いや許可以上にお願いされて、報道しています。
今は、予備兵として現場から離れていますが、現地から湯気が出てくるような生の情報を伝えてくれています。これはとても大切で、ニュースは印象操作が多く、戦争報道は特に宣伝戦が強いので、事実を一つ一つじっくり見ていかないといけないと思います。
そして、ニュースというのは、悪い知らせばかりを伝える傾向があります。良いことが行われていてもニュース性がありません。けれども、シェア元の動画はそうではなく、ニュースにありがちな煽りを取り除いた、現場での人道支援を報道しています。語り手は、ユダヤ人信者による現地旅行社Sar ElのCEO、マティ・ショサニさんと、ジャーナリストのヤイル・ピントさんです。
ガザ地区への食糧供給は、数多く行われています。食糧だけではなく、あらゆる物資が運ばれています。ガザからも国連機関(WFPなど)は、大量の供給をしているのに、イスラエル軍が留めているというニュアンスを語ります。けれども、イスラエル軍は、写真付きで、保管場所に大量に滞納している物資があり、それを配給するのはあなたがたの役目ですよ、と訴えます。ロジスティックスの問題が出ているのです。
Dear @WFPChief
— COGAT (@cogatonline) May 24, 2024
Food is flowing into Gaza. All crossings from the Israeli side are open.
Just this week, 242 humanitarian aid trucks were transferred from Jordan to Gaza.
Indeed, food shouldn't stay in the warehouse. All you have to do is coordinate, and we will facilitate. https://t.co/gJSEBTS1ln
そうした搬入に対して、ハマスが攻撃をしたり、強奪したりしていますが、それがイスラエル軍が邪魔しているという宣伝外交を、ハマスは行っています。国連機関は、ハマスのいうことを聞かないと、活動ができないというジレンマがあり、イスラエルへの不満は言えても、ハマスへの不満は言えない立場にあります。
それで、米軍、イスラエル軍が協力したのが、浮き桟橋です。米軍が沖合で建築し、ガザに上陸していません。イスラエル軍がその工事を守っています。そして、搬入された荷物は、国連機関が出来上がった桟橋を使って、海上から直接、必要な人々に届くようにしています。マスコミでは、イスラエルと米国がラファ進攻について意見が分かれて、イスラエルが孤立しているかのように煽りますが、現場では完全な連携ができているとして、信頼関係は全然崩れていないと説明しています。
そして空中投下も、続けて行われています。それが海中に落ちたり、投下した荷物で死んでしまったというニュースはありますが、けれども、多くの食料が届いています。
いろいろな問題があっても、「これはハマスとの戦いであり、人道危機は起こさない」ということについて、根底のところで、当事者のイスラエルも、米国、また欧州諸国もつながっています。完全ではないですが、かなり高度なレベルで保たれています。
世界では、そうした目が届いていないところで、ガザ戦よりも何十倍も危機が起こっているところが、数多くあります。それが、ユダヤ・キリスト教の価値観に基づく人道主義によって、悲惨ではあるものの、かなり抑えられているというのは事実です。
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