第66回グラミー賞。予想。
第65回グラミー賞。
毎年主要4部門の予想をしていたのですが、今回からレギュレーションが変わって、General Fieldが6部門になったので、6部門の予想をしてみます。
☆Record Of The Year
「Not Strong Enough」Boygenius
☆Album Of The Year
『Midnights』 Taylor Swift
☆Song Of The Year
「What Was I Made For?」Billie Eilish
☆Best New Artist
Ice Spice
☆Producer Of The Year, Non-Classical
Jack Antonoff
☆Songwriter of the Year, Non-Classical
Justin Tranter
Boygenius「Not Strong Enough」を最初に聴いたのはBBCラジオからでした。「わ! 良い曲!!」とあっという間に心を鷲掴みにされたまま、洋楽と言われるくくりでは、昨年の私の心のナンバー1に君臨し続けました。なんていうか、この曲がまとっている空気感がとても好き。ですので、ノミネートに入っていたときは嬉しかったですね。その思いのままに、1票を投じます。
Taylor Swift 『Midnights』は受賞すれば、グラミー賞史上初のアルバム賞での4回目の受賞。史上初を成し遂げるのが女性ミュージシャンになったらそれは嬉しいので、この作品に賭けます。なお、2月の来日公演のチケットは気合いで当てました。楽しみです。
Song Of The YearにBillie Eilishが入ってしまったら、もうここは硬いと思うんですよね。昨年の映画『バービー』のために書かれた曲。この曲は映画のことを心から理解して作られた曲だと思います。私も大好きで何度聴いたことか。本当泣いちゃう、良い曲。
Best New Artistが1番悩みました。個人的にはGracie Abramsのデビューアルバム『Good Riddnance』が好きで。Boygenius、Billie Eilishときたら、彼女に1票が、私っぽい予想なのだと思いますが、昨年の音楽シーンでの注目度と盛り上がりを考えて、ここは、Ice Spiceに入れます。PinkPantheressとの「Boy’s a liar Pt. 2」は、昨年私も本当によく聴いた。ずっとリピートして聴いちゃうなんかクセになる曲。そして『バービー』ですよ。「Barbie World」で、Nicki Minaj & Ice Spice Featuring Aquaとして、Ice Spiceは、Best Rap Songにもノミネートされています。『バービー』、グラミー賞でどこまで強さを見せるかも楽しみにしています。
今回から、主要部門に入ってきた「Producer Of The Year, Non-Classical」と「Songwriter of the Year, Non-Classical」は、1回目の予想ということで、自分の好きだけでいきます。
Fun.のギタリスト&ドラムスの、Jack Antonoff。Taylor Swift 『Midnights』のプロデュースはもちろん、The 1975『Being Funny In A Foreign Language』のプロデューサー。もうそれで決めました。
Justin Tranterは、Måneskin「Honey! (Are U Coming?)」や、自らバイセクシャルと明かしているReneé Rapp「Gemini Moon」という曲を手掛けているのですが、これまで、AIDSやLGBTに対しての活動をしてきたというそのバックボーンにも惹かれて、これは評価されて欲しいという願いを込めて予想に入れました。
こうして予想を立ててみると、例年以上に女性や多様性に目を向けたグラミー賞になるのでしょうか。グラミー賞は世界中のメディアも含め、毎年予想が大きく当たるということはなく、毎回「えええ!!??」が起きる賞なので、なんともいえませんが・・・。
毎年この予想を立てるために、いろいろ聴いたり調べたりすることで、自分の世界も広がり、予想をすること自体が良き学びになっています。様々な音楽に触れることはワクワクします。
ドキドキしながら授賞式を楽しみたいと思います!