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テレサちゃん(マザーテレサ)

むかしむかし、あるところにテレサちゃんという女の子が産まれました。

テレサちゃんのお父さんお母さんはとても厳しく、いろいろなことをテレサに教えました。

テレサちゃんは学校の先生になり、子供たちに勉強を教えていました。

あるとき、テレサちゃんは汽車に乗っていると
「すべてを捨てて、貧しい人のために働きなさい。」
と神様の声が聞こえました。

テレサちゃんは、学校の先生を辞めて、貧しい人たちのために働くことに決めました。

貧しい子供達には、学校を作って勉強を教えました。

病気の人には、ゆっくり休める家を作りました。

テレサちゃんの話は、いろんな国に広がって、世界中に同じような動きが始まりました。

テレサちゃんは、人々のために一生懸命働いたり、戦争を止めたりする人に贈られる『ノーベル平和賞』に選ばれました。

テレサちゃんは、その賞を受け取るときも、高級なドレスやアクセサリーなどはつけませんでした。いつもと同じ服です。

「私は、このノーベル平和賞を、世界の貧しい人々の代わりに受け取ります。私に出される豪華な食事や、飲み物はいりません。そのお金で貧しい人たちを助けてあげてください。」
テレサちゃんはどんなときにでも貧しい人達に寄り添っていたのです。

「愛の反対は、嫌いじゃないよ。興味がないことなんだよ。誰も必要としてくれないとき、人は苦しみ悲しむんだよ。」

「どんな人でも、あなたは望まれて産まれてきたんだよ。」

「神様は成功してほしいと思っていないよ。ただ、挑戦してほしいと願っているだけだよ。」

「世界平和のためにできることは、家に帰って家族を愛することだよ。」

テレサちゃんはずっと、愛のために生きました。テレサちゃんの想いは、これからもずっと人々の心に残っていくことでしょう。

おしまい

保護者様へ(大人のコソコソ話)
マザーテレサ。敬虔なキリスト教の両親の元で産まれました。
マザーテレサは、学校の先生で、校長にもなりましたが、何かの専門家だったわけではありません。
『貧しい人のためにすべてを捨てて働く』
これだけをただの1日も休まず、死ぬまでずっと続けていただけです。継続をすることは何よりも強いパワーになります。

マザーテレサの名言の中で
『この世界は食べ物に対する飢餓よりも、愛や感謝に対する飢餓の方が大きいのです』
という言葉があります。愛や感謝も、与えることができます。今日一日、明日一日を「ありがとう」「うれしい」「大好き」と積極的に言ってみるのもいいかもしれませんね。
誰に言うのか?隣にいる人でもいいと思います。
最初は恥ずかしいですし、そわそわするかもしれませんが、嫌な気持ちにはならないはず。
不思議と言った方も言われた方も笑顔になる魔法です。

私は車を運転しているとき、合流したそうな車がいたら絶対に譲ります。大抵、運転手の方が礼をしたり、ハザードランプを付け「ありがとう」の意思表示をくれたりします。ふと気づきましたが、そのときに一番喜んでいるのは、譲った自分なのです。それがどんなに些細なことだとしても、感謝された喜びがあります。
だからこそ、私は感謝できるタイミングがあるなら絶対に見逃さず、できる限りの方法で感謝を伝え、幸せを与えています。

もし幸せになりたい、愛が足りないなと思ったときには、車を運転中、レストランやコンビニ、仕事中でもいろんなところにある感謝できるタイミングを見つけ、積極的に感謝を伝え、幸せを与えましょう。
幸せを振りまく人ってとっても魅力的だと思います。


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