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【沖縄】三線について調べてみました②東南アジアとの接点【カルチャー】【note継続29日目】

こんにちは。キヨリンド地域おこし協力隊@辺戸岬観光案内所です。
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さて、昨日は「三線の概要」について書きました。

テレビを所有していたころなのでもうかれこれ20数年前になるかと思うのですが、テレビを観るでもなくなんとなくつけていたとき「沖縄の三線と東南アジアのガムランの音階には共通点がある」という番組が放映されていました。
こういう系の「なぜなんだ?!?!」が大好物な私は今でもしっかりと覚えています。ちなみに当時のテレビの内容は、あまり覚えていません笑。
ということで、調べてみました。

◆ガムランとは

ガムラン(インドネシア語: gamelan)は、東南アジアのインドネシアで行われている大・中・小のさまざまな銅鑼や鍵盤打楽器による合奏の民族音楽の総称である。
古代ジャワ語の「たたく、打つ、つかむ」等の意味を持つ、動詞ガムル (gamel) に由来する。 元来はインドネシア、ジャワ島中部の伝統芸能であるカラウィタンで使われるサロン (saron) やゴン (gong) などの伝統楽器のことであった。
(中略)
バリ島のガムラン音楽は、その時期によって、古楽、中世音楽、近代音楽とに分けることができる。
・古楽
マジャパヒト王国の崩壊に伴って、その貴族や僧がバリ島への移住を始める16世紀以前からバリ島にすでにあったと考えられている音楽。基本的に宗教的な性格を強く帯びており、儀式の際に奏でられる。音階の種類の多彩さが、その特徴である。
・中世音楽
マジャパヒト王国の末裔によって中部ジャワに開花した16世紀来の宮廷文化から、20世紀のオランダ植民地支配が実効化するまでの期間の音楽。レゴンなどの舞踊や舞踏劇などの宮廷芸能と結びついた音楽で、ガムラン・ガンブー、ブバロンガンなどがこれにあたる。
・近代音楽
20世紀以降の観光、娯楽と結びついた民衆音楽で、ゴン・クビヤール、ガムラン・アルジャ、ジェゴグなどがこれにあたる。
引用:ウィキペディア「ガムラン」より

インドネシアのバリ島のみで演奏されているのかと思っていました汗。ジャワ島でも演奏されているのですね。お隣ですものね。
全く関係ありませんが、ジャワ島の方とバリ島の方はお顔の感じが違って、ジャワの方はヴァータ(風)タイプの鼻の形や骨格をしている方が多いなと感じました笑。

◆共通点その1-演奏の場

中世では宮廷音楽であったこと、近代では観光、娯楽と結びついた民衆音楽であることにも三線との共通点がありますね。
三線も、宮廷音楽であった古典と一般人が楽しめた民謡と分かれます。
また、「基本的に宗教的な性格を強く帯びており、儀式の際に奏でられる。」というところが沖縄で御願の際に演奏される三線との共通点もありますね。
バリ島にはバリヒンズーという独自の宗教があり、信仰している人々は本当に本当に信心深く、信仰と暮らしがセットになってますね。切り離せない存在です。とにかくみんな拝む笑。信心深い人はオーラが澄んでいて波が立っていない水面みたいでした(オーラ見えないけど笑)
満月の夜は必ず大き目の拝み(?)があったりして、きちんと正装して寺に行きます。小さな子供も正装。夕方になるとバイクに3人乗り4人乗りあたりまえで(笑)正装した人々が寺に向かうのが印象的でした。パパ、ママ、息子の構成なんだろうなと思しき3人乗りの息子さんの正装がかわいかったです。
そして、毎回ではありませんがかなりの頻度でガムランが演奏されます。各村に奏者がいる感じですね。
国頭村にも御願の際に演奏される三線奏者のかたがいらっしゃいます。

◆共通点その2-音階

沖縄の民謡の音階は、琉球音階(りゅうきゅうおんかい)とよばれ、一般的には「ドミファソシド」という5音音階【ペンタトニック】となっています。
これは、日本の民謡や邦楽(ほうがく)に見られる音階と同じくアジア的な5音音階です。琉球音階は(ド-ミ)、(ソ-シ)の音程(おんてい)と、そのあとに現れる〈ミ-ファ〉、〈シ-ド〉の半音(はんおん)との結びつきに特徴(とくちょう)があります。
「ドミファソシド」という音階は沖縄だけでなく、インドネシア(ガムランのペロッグ調)や中国の雲南省(うんなんしょう)、ヒマラヤ南麓(なんろく)のブータンなどにも存在(そんざい)しているようです。
引用:沖縄県HP「沖縄の音楽」ページより

お子様向けのページなので読みやすい笑
なんと!!!インドネシア以外にもブータンにも存在していましたか!
ドミファソシドが!!!
そんなこんなでこの関係性を研究してなのか、沖縄県立芸術大学さんには2つのガムランサークルがあるそうです笑。ジャワスタイルとバリスタイルだそうです。マニアックすぎる笑。
大好きなDee Okinawaさんが記事にしてらっしゃいました。
面白すぎる笑。

こちらの記事にもありますように、沖縄民謡をガムランで演奏できたそうです笑笑。
面白すぎますこの企画。Dee Okinawaさん大好きすぎる笑

◆まとめ

遠く離れたインドネシアやブータンと沖縄で演奏されている独特の音楽に共通点がある。
インド北部のラジャスタンで踊られていた踊りが民族の移動で各地に渡りベリーダンスに発展した説や、ネティブアメリカン、縄文人、アイヌ人には共通点があり祖先は一緒だった説など、、、、
「もう、みんな仲間!ね?!?!?!そうとしか思えないでしょこれ!」と、思わずにはおれません!!!!
「imagine」のような世界はきっと出来る!

最後までお読みくださりありがとうございました。
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キヨリンドでした。





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