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【インド】潤せばいいじゃない!人生の中でのエネルギーの移り変わりかた③老年期(最終回)【アーユルヴェーダ】【note継続20日目】

(初のフォトギャラリーから画像使用させていただきましたー!)

だからっっっ!そんなに乾いてる乾いてるって言わなくてもわかってるわよっっっ!潤せば万事OKじゃないのよっっっ!です。笑

こんにちは。キヨリンド地域おこし協力隊@辺戸岬観光案内所です。
本日で30日連続note投稿&三線練習20日目となりました。詳しくはこちら
辺戸岬観光案内所は本日も平常通り10:00~17:00で開所しております。
2F「ふしくぶカフェ」は休業中となっております。ご不便おかけいたします。

アーユルヴェーダー(造語)になって3年。ぴよぴよ聞こえてきそうなキヨリンドがアーユルヴェーダについて書いたりしてます。
↓まとめ

さて、昨日はアーユルヴェーダ的に人生の中でのエネルギーの移り変わりかたを見ると30~60歳ぐらいの年代は何エネルギーに当たるかについて書きました。

さて、いよいよお待ちかね、、、本日は60歳ごろからそれ以上の年代になった時のエネルギーの移り変わりについて書きたいと思います!その時に向けて準備万端にしましょう!笑

◆60歳以上から寿命まではヴァータの時代

子育てやら激務やら諸々お役目を終え、これからもっとやりたいことやってやるわよ!の時代は、ヴァータが優勢になる時代です。
ではヴァータについておさらいしていきましょう。

◆ヴァータの特徴

・軽性、冷性、動性、速性、乾燥性

そうでした。体内にヴァータのエネルギーを沢山持っている人は、直感的でよくしゃべり気まぐれ。そして行動力がある、というか動かずにはいられない性質でしたね笑。では、これらの行動を極端に行うと体の中にどういう事が起こるのでしょうか。

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◆ヴァータが乱れると出る症状

・便秘、冷え性、腹部膨満、不眠、乾燥肌、脳卒中、高血圧、集中力が無くなる、忘れっぽくなるetc,,,,,

大多数の高齢者の方々に当てはまる項目ばかりじゃないですか。天に召された我が家の祖母もデフォルトで睡眠の質がよろしくありませんでしたね、、、中でも足先の冷えがたまらんらしく、夜中に何度も起きていました。あーそうだったそうだった。思い出してきたぞー。我が行く道じゃないですか笑。そして!「忘れっぽくなる」って!いやーーーーあいたたたたですねーーーー!私は自他ともに認める(自分&アーユルヴェーダ医師の見立て)ヴァータピッタなのですが、今でも忘れっぽいのに時代別エネルギーの変化でさらにヴァータが優勢になってダブルヴァータトリプルヴァータになったら一体どうすればよいのでしょうか。

◆対処法

・体を冷やさないようにする、全身に潤いを与える、意識的に体を休める、お腹にガスがたまりやすいので乾いた食べ物をあまり食べないようにする(バターを塗らないパン、クッキー、ポテトチップスなど)etc,,,,


はい、来ました。諦めるのはまだ早いのです。そうなの、この「全身に潤いを与える」。これ!!!もうこれは本当にもの凄い効果があります。どのように潤すかといいますと、「頭の先から足の爪の先まで薬草オイルをすりこむ(アビヤンガと呼びます。)」です。これはヴァータが乱れがちなかたは今すぐ日常に取り入れて欲しいくらい、いやどなたでも取り入れて頂きたいくらい本当に優れたHP回復方法なのです。膝や腰のあいたたたにもHP回復が期待できます。インドでは施術もあります(バスティと言います)。温めた薬草入りごま油や精製した無塩バター(ギーと呼びます)を患部にしばらく放置したのちに湯船に浸かるなどして発汗します(発汗までがセットです。)なので、もしヴァータが乱れていそうなご家族が、怪我の炎症ではないのに「膝が痛いから病院から湿布もらってきた。」と冷湿布を受け取ってきていたら助走をつけてゴミ箱にダンクシュートして差し上げてください。(リウマチは病気の症状が出ている状態なのでアビヤンガではHPは回復しません。むしろ行わないで下さい。かかりつけの医師にご相談くださいませ。)
※アビヤンガをご自宅でなさる場合、禁忌や注意点があるので別の機会に書きます。ちょいおまち。

◆キヨリンドのおもひ

私、思うんです。高齢者の方にはメンタルにもフィジカルにも潤いが必要、と言う事はそんな時に気軽にアーユルヴェーダのアビヤンガが受けられるような仕組みがあったらよくないですか!施設で寝たきりで最後を迎えるかたが沢山いるなんてつらすぎだよ。もっと早くから病気にならない体を作ればいいじゃない!パンがないならお菓子を食べればいいじゃない!笑(詳しくはこちら
日常生活にアーユルヴェーダを取り入れられるようにしたいなあ。でもでも、アーユルヴェーダの薬草オイルとか作るのめちゃくちゃめんどくさいんですよ笑。手間も時間もかかるし材料もなるべく自然の状態に近い栽培方法で出来た薬草を使おうとするとインドでも限られた地域でしか作れないんじゃないかな。なのでコストとか考えたら気軽に出来るもんじゃあござんせん、って感じで信念を持ってアーユルヴェーダサロンを開いているセラピストさん本当に尊敬します。
小さいけれどゼロ歩じゃない、まずは一歩から、私が出来ることからやればいいよね、うんうんうん。メンタルアーマ排出のためにつらかった話しをひたすら聞く役とかね!うんうんうん。

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◆まとめ

いかがでしたでしょうか。本日まで3回にわたり「アーユルヴェーダ的、人生の中でのエネルギーの移り変わりかた」について書いてみました。
あーわかるわかるー!なるほど、じゃあこれをこうしてみようかな、、、?
なーんて少しでも共感していただけたら嬉しい限りでございます。

最後までお読みくださりありがとうございました。

スキ、コメント、フォロー、励みになります。ありがとうございます。

キヨリンドでした。

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