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「ベルリンの壁」跡地を自転車で辿ってみた。

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2020年から2021年にかけて、十数回に分けて「ベルリンの壁」を自転車で走破しました。その際に見たものや感じたことを、現在レポート記事として書いています。このマガジンでは、そう… もっと読む
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記事一覧

総延長およそ150キロ!「ベルリンの壁」跡地を自転車で辿ってみた。(22)/鉄道の受難

墓地に残された壁  「ベルリンの壁」跡に整備された「壁の道」は住宅街を抜けて、静かな路地…

K. H.
2年前
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総延長およそ150キロ!「ベルリンの壁」跡地を自転車で辿ってみた。(21)/忘れないため…

「西側」の風景も変えた「ベルリンの壁」  運河沿いの道を進んでゆくと、周りに見える風景が…

K. H.
2年前
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総延長およそ150キロ!「ベルリンの壁」跡地を自転車で辿ってみた。(20)/墓地が気付か…

整備された水辺の道  多くの船が行き交うシュプレー川を横目に方向を変えて、ここからはしば…

K. H.
2年前
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総延長およそ150キロ!「ベルリンの壁」跡地を自転車で辿ってみた。(19)/東西を繋ぐ橋…

国会議事堂の横に残された壁の跡  ベルリンのシンボルとも言えるブランデンブルク門を通り過…

K. H.
2年前
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総延長およそ150キロ!「ベルリンの壁」跡地を自転車で辿ってみた。(18)/ブランデンブ…

ブランデンブルク門  真新しい建物が立ち並ぶ「ポツダムプラッツ」を過ぎると、見えてくる…

K. H.
2年前
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総延長およそ150キロ!「ベルリンの壁」跡地を自転車で辿ってみた。(17)/現在のベルリ…

残された壁  多くの観光客であふれる旧検問所「チェックポイント・チャーリー」をあとにして…

K. H.
2年前
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総延長およそ150キロ!「ベルリンの壁」跡地を自転車で辿ってみた。(16)/記憶され続ける悲劇

チェックポイント・チャーリー  「ベルリンの壁」を辿っていくと、人であふれる大通りが見えてきます。それは東西の境界に設置された検問所「チェックポイント・チャーリー」です。壁の歴史に触れられる場所として多くの観光客で賑っています。ベルリンには当時約10カ所の検問所がありましたが、その中でも最も有名な場所でしょう。今では多くの観光客が行き交う場所ですが、東西ドイツ時代は誰もが通過できる場所ではありませんでした。ここでは「西側」の市民も「東側」の市民も利用できず、外国人と外交官な

総延長およそ150キロ!「ベルリンの壁」跡地を自転車で辿ってみた。(15)/過去だけでな…

非現実的な街並み  先日紹介したハインリヒ・ハイン通りの検問所跡を過ぎると、見えてくるの…

K. H.
2年前
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総延長およそ150キロ!「ベルリンの壁」跡地を自転車で辿ってみた。(14)/「ベルリンの…

公園へと生まれ変わった無人地帯  「ベルリンの壁」を辿る道は、ベルリンの中心部にある住宅…

K. H.
2年前
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総延長およそ150キロ!「ベルリンの壁」跡地を自転車で辿ってみた。(13)/権力や境界に…

渡ることのできなかった橋  シュプレー川の川岸に残されている「ベルリンの壁」を辿っていく…

K. H.
2年前
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総延長およそ150キロ!「ベルリンの壁」跡地を自転車で辿ってみた。(12)/ベルリンの現…

「東側」と「西側」を隔てた橋 「ベルリンの壁」を辿っていくと、シュプレー川を渡ること…

K. H.
2年前
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総延長およそ150キロ!「ベルリンの壁」跡地を自転車で辿ってみた。(11)/過去を圧倒す…

運河に沿ってシュプレー川へ  「ベルリンの壁」を辿るため運河に沿って進んでいくと、今まで…

K. H.
2年前
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総延長およそ150キロ!「ベルリンの壁」跡地を自転車で辿ってみた。(10)壁が無くなっ…

壁の跡が印された道を走る  「ベルリンの壁」を辿るルートは、ベルリン市内に入ってから北上…

K. H.
2年前
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総延長およそ150キロ!「ベルリンの壁」跡地を自転車で辿ってみた。(9)モニュメントが伝える悲劇

壁の跡  「ベルリンの壁」の最後の犠牲者の名前が付けられた「クリス・ギュフロイ橋」を使って運河を渡り、北上していきます。しばらく進むと、見えるのは車が行き交う道路。大通りではありませんが、郊外へと向かう幹線道路となっています。道路にはレンガが埋め込んで道路上に1本の線が印されています。それをよく見ると、書かれているのは「BERLINER MAUER 1961-1989」の文字。これは「ベルリンの壁 1961年-1989年」という意味で、「ベルリンの壁」の跡に配置されており、