泣いていいよ
個人的な意見だけれども
「泣かないでえらいね」
「泣かないで強いね」
とこどもに言うのは、好きじゃない。
何が偉いのか、わからないからだ。
大人がこの言葉を使ってこどもを褒めるとき、「大人を困らせないから、泣かないでえらいね」という、大人の都合が見え隠れする感じがするからだ(ええ、歪んだ認識でしょう笑)
泣かないでいられることよりも
自分の中に生まれた怖くて泣きたい気持ちを、悲しくて泣きたい気持ちを、認められる子に育ってほしいと願う。
「もう3歳になるから、泣かないよ」なんていう娘の宣言に考えさせられる。(いちいちこういうことで考えすぎと言われるが、しょうがない。なんせ繊細やから。)
悲しい、悔しい、寂しい、怖い、、泣きたくなる感情に蓋をする癖をつけることが、後々どれほど苦しいことになるか、私は身をもって知っている。鈍ってわからなくなっても、生まれた感情は、必ず、存在するのだ。蓋をしても、無視しても、なくならないことを、知っている。
だから、泣かないでいられる強い子よりも
悲しかった!寂しかった!
ちゃんと気持ちに気付いて話してくれるほうが、お母さんは嬉しいし、ちゃんとそのときそのときで、全部気持ちを出し切ると、
人間は自然にまた前へ進めるのだとおもう。
そっちの強さのほうが、私は好きだなあ。
画像お借りしました。ちこさん、かわいい画像、ありがとうございます。
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