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ドイツ・フランクフルトでソーセージに溺れた日

突然ですがあなたは「カリーブルスト」を知っていますか。


昨夜、職場の人との会食で旅行談義に花が咲いてふと、昔のドイツ旅行で初めて食べてめちゃくちゃはまったことをふと思い出した。


時はさかのぼって、2014年、学生時代最後の旅行で2週間ヨーロッパ旅行で僕はドイツのフランクフルトに行った。

ドイツに入る前に立ち寄ったフランスのパリでは物価の高さに驚愕し、パンしか食べていなかった僕は肉に飢えていた。


そうだ、ドイツはソーセージの国だった、と思い出し、フランスから乗ってきた高速鉄道(たしかタリスThalysだったはず)をフランクフルト駅で降りて駅構内にあるスタンドで早速本場のソーセージドッグを注文。

最初のを一口食べて、驚いた。

焼いたパンの真ん中に切り込みを入れて、同じく焼きたてのソーセージを挟んだだけ。とにかくシンプル、しかし、とにかく旨いのだ。

日本にいるときもウインナーやソーセージを食べていたはずなのだけど、その思い出が吹き飛ぶくらい、とにかく旨かった。(語彙力がなくてすみません)


”こんなのを日常的に食べてたら欧米人、みんな大きな身体に育つわ”と、人種や遺伝子といった要因を吹っ飛ばして超飛躍した論理に勝手に陥ってしまったくらい、電車を降りて数十分で本場ドイツのソーセージのとりこになってしまったのだ。


おなかを軽く満たした後、同じく駅の構内を歩いていると今度はケチャップにカレーパウダーをかけたソーセージ料理があるではないか。

そう、それがカリーブルストである。

雑な料理だが、僕にとってそれがたまらなく美味しかった。


おそらくあの頃とはいろいろと変わっているけれど、いつかまたあのソーセージを食べるために、またフランクフルトを訪れたい。


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