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スリランカ② スリーパーダ/コロンボ

2024/7/18

次の目的地は聖山スリーパーダ。
仏教、ヒンドゥー教、イスラム教、キリスト教の聖地となっている場所。
今晩は登山口のあるナラタニヤに泊まる。

キャンディから直行でナラタニヤへ行く公共交通機関はないので、一旦ハットンという町を目指す。
鉄道で行こうと思っていたが、駅に向かう途中のバスターミナルでハットン行きのバスがちょうど出発するところだったので、バスに飛び乗る。

スリランカの中央高地は、茶畑が広がる風光明媚なエリア。
車窓からの眺めを楽しむ。

ハットン到着。
ここからナラタニヤ行きのバスに乗れるという情報だったが、今はオフシーズンらしくて、中間地点のマスケリヤで乗り換える必要があるらしい。

バスを乗り継ぎ、ようやくナラタニヤに到着。

清流

ところでこのスリーパーダ、旅行出発の数日前に知人から話を聞いて、急遽旅程に組み込んだのだった。
だから情報をよく集めきれていなかったのだが、どうやら今はかなりのオフシーズンらしい。
登山口周辺はシャッターを下ろしている商店が多く、何より天候が悪い。
雨こそ降らないものの、台風前夜のように強風が吹きつけている。

まるで廃村
登山口

周辺は面白いものが皆無なので、ひたすらゲストハウスで過ごす。

ゲストハウスの夕飯。かなり美味。

強風に煽られるトタン屋根の音を聞きながら就眠。


2024/7/19

スリーパーダの山頂から拝む朝日はとても美しいらしい。
サンセットを拝むためには、3時頃には登山を開始する必要がある。

しかし、この天候ではおそらく地平線から登る太陽は見れないだろうし、真っ暗な中、整備されているとはいえ知らない山道を歩くのは危険だ。
オンシーズンは未明でも多くの参拝客がいて、夜道が煌々と照らされているらしいが、今はそれも望めないだろう。
というわけで午前6時、周囲がすっかり明るくなってから登山を開始することに。

登っている最中、欧米人を数組見かける。
中間あたりで階段地獄に。

かなり登ったところで強風が吹き始め、一面に霧が立ち込める。
ちょうど上からインド人かスリランカ人の家族が降りてきて、「上は雨が降っている。階段も急でかなり危険だ」とアドバイスをもらう。
雨に濡れるのは嫌だったし、登頂への熱意もそこまでなかったので、ここら辺りで引き返すか悩む。
Googleマップを見ると山頂まであと20分ほどだったので、もう少し粘ることにする。

あと少しというところで急に視界が悪くなり、大人でもバランスを崩してしまうほどの突風が吹くようになった。
どうせ登ったところで何も見えないだろうと判断して、撤退を決意。

帰りに日本寺に立ち寄る。

時間があれば午後にもう一度山頂を目指しても良かったが、今日中にコロンボへ行かなければならない。
ゲストハウスで朝食を食べた後、マスケリヤ、ハットンと乗り継ぎを繰り返してバスでコロンボへ。

午後5時前にコロンボ到着。

日本人には読めない文字。何て書いてあるでしょう?

ビーチ沿いの大通りを歩いて今日のホテルへ。

海に面した大都市大好き

今日のコロンボ泊は明日の移動に備えたもので、特に観光の予定はない。

何となく東南アジアみたいな雰囲気

日が暮れてから外に繰り出す。

無料でビュッフェ食べて、無料でウィスキー飲んで、ちょっとだけ儲かって最高の気分で今日は終了。

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