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まりあ.R@築地
ヘッダー写真の撮影中、通行人のおばさま二人組から「素敵~」「女神様みたい~」という声が聞こえてきた。この日、彼女が纏った衣装の名前は「クレオパトラ」。
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◆撮影後記
受付の際、主催の Monica ちゃんから「今日も着たい衣装があるらしくて」「きっといいよって言ってくれるから着替えておいでって言っておきました」「でも結構過激な衣装で・・・笑」と前置きされた。
モデル本人のテンション上がる衣装が一番だろう。いくら何でもパリコレのような常人の理解を超越した変態仮装仮面のような異次元レベルの恰好をされることはあるまい。実際に登場した姿を見ても「過激」という言葉は余りしっくりこなかった。透け透けの生地と大胆に開いた胸元が過激と言えば過激かもしれない。着ているモデルがゴリゴリの日本人だったら「え?」となったかもしれない。でもまりあちゃんだから違和感が無かった。
以前、この衣装で撮りたいと言ったらカメラマンからNGを出されたことがあるらしく、それで少し不安になってたようだ。まあまあ人それぞれ撮りたいイメージは異なるからそういうこともあるのだろう。
僕が求める写真のイメージについて「映画のような」という表現をよくするけれど、一方で「国籍のアイデンティティを持たない写真」という軸もある。良くも悪くも人工的でありながら緑を維持する風景と「クレオパトラ」の名を冠する衣装を纏うロシア人モデル。このカオスもある意味で国籍を喪失した写真と言える。
最後に「次はリオデジャネイロですね!」と言われた。どんな格好してくるんだろう。でもきっと彼女が着れば何でもサマになるのだろう。
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