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自分に質問

先日、本屋さんで、どうしても気になって
引き返して買った一冊。

『自分で始めた女たち』


アーティストや、デザイナー、ミュージシャン、作家、シェフ、ダンサー、建築家、、、、など、様々な職業の、自分の足で立つことを決めて、自分の心が示した「好き」のアンテナに感覚を研ぎ澄ませて進んでいる女性たちの言葉が、ぎっしり詰まった本。



この本の、いいな、と思ったのが、全て、いくつもの質問に答えている、というだけの内容であること。

どの回答も、もちろん、ものすごく良くて、試行錯誤と挫折の中で、自分の道を見つけてきている人たちの言葉
だから、表面的でない、本当だけが詰まっている!と思うものばかりで、しかも、職業も様々、人数も110名以上の、年齢もルーツも人種も住んでいる場所も(これはアメリカが中心だけど)様々な女性たちの言葉だから、視点の幅がとても広い。
自分が、いろんな状況の時に読むと、その度に響く言葉がきっとある!と、勇気がわく。


実際に、日によって、ピンとくる言葉が違かったり、パッと開いたページをさっと読んで、自分に問いかけたり。


それ以上に、すごくいいな、と思ったのが、この中にある質問の数々。


・こどもの頃の夢は?
・駆け出しの頃役立ったアドバイスは?
・あなたにとって成功とは?
・自分の性格で自慢できるところは?
・世の中にもっとあって欲しいものは?減って欲しいものは?
・あなたに影響をもたらしてくれた人や座右の銘になった言葉は?



など、自分をみつめるために、すごくいい質問ばかりで、この本をつくろう!と思って、この本を作った人たち、そのチームの、普段から考えたり思いを馳せていることの深さを教えてもらった気がして、そういうことを常に心のどこかに置いている自分でありたい、と思わせてくれた。


自分に質問をしてみると、なかなか簡単にははっきりと見つけられない答えもあったりする。
毎日、自分に問いかけてみるのもいいと思う。

答えが出ない日があっても良くて、そして、本の中の言葉の中に、ヒントがあったり、新しい発見があったりすると思う。

本当に自由に読んでつかうことのできる一冊。


心を動かしてくれる本って、いろんな形であるけれど、これも、私の、長くそばに置いておきたい一冊になるんだろうなと思ってる。


写真も、言葉も、笑顔も、
とびきりのパワーを発している
素敵な本。









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