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今年初、高尾へ。私にとっての山歩きの意味を再確認
年初の山歩きは、丹沢大山(2回目)だった。
本来は高尾周辺が自分の「行きつけ」である。
崇敬神社の初詣…1月中にできればと思っていたが、ようやく薬王院にお参りすることが出来た。
トレーニングとしては、薬王院を経由しない稲荷山コースなどが良いかもしれないが、、稲荷山コースも整備が行き届いて階段が多くなってしまい、「山登り感」がなくなってしまったのは否めない…
最近よく歩くのは、6号路へ入り、琵琶滝から1号路の方へ向かう登りの道。
この区間は短いけれど、比較的急なザレ道などもあり「登った感」がある。
↓の地図では、細線になっている区間。
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2号路からそのまま3号路へ入るのも良いのだが、今日はお詣りしたかったので、琵琶滝→2号路→浄心門→1号路→薬王院→ という経路で山頂まで向かった。
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いつもお世話になっている高尾周辺。今ここ、そして今年も山歩きが無事にできますように。
いつも素通りしてしまう奥の院にもちゃんとご挨拶をした。そして山頂へ。
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山頂は混み合うので、いつも長居せずにその奥に向かい、もみじ台にて一休みすることが多いが…今日はその前に。
もみじ台の裏道に、消えかかったシモバシラ(氷華)。
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さて、先へ進もう。
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ガシガシ登って、小仏城山に到着。
都心が一望できる。
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お目当てのお茶屋さん(春美茶屋)がお休みだったので、持参した味噌汁とおにぎりを食べて…もう下山です。
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城山から陣馬山へ向かうメインストリートとは違い、相模湖へ向かうこのルートはとても静かである。林の中は薄暗く、空気がより冷たく感じる…
久しぶりにしっかりと冷たい空気を胸の奥まで吸い込んで、全身を内側から洗うような感覚になった。
歩いていると、今日山にいられることに改めてありがたいという気持ちが湧いてきた。私にとっての山歩きは自分(心、身体共に)と対話する時間であり、「自分の感覚を取り戻す」「生きている喜び・生きている実感」を感じられる時間である。
登山家の花谷さんのnoteの記事を思い出す。
自然体験の醍醐味は命がかかっているという状況にある、と。ミスしても死なない、怪我しないというような状況では魅力はない、と。
私は日常生活で緊張することも多く疲れていることも多いので、山歩きの際はここまでのスリルやリスクに対応するエネルギーはない。そんなスリルへ立ち向かう時、きっと「感じる」ことは難しくなってしまうだろう。
でも、写真で見たあの場所へ行ってみたい、今の体力では難しいが、準備すれば行けるかもしれない、そんなことを思うとやっぱりワクワクするのである😁
以前から下山途中の膝痛に悩まされ、試行錯誤した結果、昨年から発症率は減っていた。なのに今回は早めに膝の違和感から痛みが出始めてしまった😢
筋力以上のハイペースだったか…
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弁天橋を渡って相模ダムへ。
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なんだかあっという間の3−4時間だった。
今日はレイヤリングがちょっとイマイチで、汗をかいた後の乾燥にいつもより時間がかかった感じがあった。天気の影響もあったかもしれないが。膝も痛くなったし…
次はこれを工夫してみよう、などと、もう「次」を考えてしまうのである。
こうやって山歩きの沼にハマっていくのであった。