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ベルギーのFOOD EXPOに行ってきました

今月17日〜20日、私が住むベルギー・Gentで、食品関係者向けのFOOD EXPOがあり行ってきました。(正式名称:HORECA EXPO)

こういうEXPOって、一般の方向けのチケットも販売されているのですが、なんとチケット代50ユーロでした(私は関係者パスをもらったので無料でした)

ベルギー以外にも、オランダ・フランス・ドイツ・イタリアなど、ヨーロッパ中の食に関する色んな会社が数百社(数千?)と集まっています。

このEXPOのすごいところは、多くの展示で試食がし放題なところです(まさに美味しい!)。おそらく、参加者の中には完全に試食だけを目的としている方も何割かはいると思われます(だから一般のチケットが50ユーロするのでしょうね…)。

ビールの国ベルギー

そして、さすがベルギーというだけあります。ビールメーカーの数がものすごくたくさんありました。もちろんクラフトビールから大手のビールメーカーまで、各種揃っています。

どれくらい大きいかというと、ビールセクションだけで一つのアリーナを丸々使っているのです。その広さに肝を抜かしました。

ビールはEXPOの一番奥のほうにあるのですが、たくさんの人が昼から陽気に飲んでいました。皆さん、仕事は大丈夫なのでしょうか?(笑)

食の変化という観点では、やはり日本食も数は少ないとはいえ、注目されている印象です。(そもそもこういうEXPOではアジア系が少ないのかもしれません)

あとは、思ったほど大豆ミートやフェイクミートなどのヴィーガン食品の出展がありませんでした。少なくともベルギーでは、一時ほどはヴィーガン需要が求められていないのかもしれません。

その代わり、ノンアルビールや地産地消など、「ヘルシー」カテゴリーの商品は割と元気な気がしました。あくまで私見です。

冷凍食品のクオリティがすごい


私がすごいな、と思ったのは冷凍食品のクオリティがさらに上がっていると感じたところです。冷凍のピザをいくつか試食しましたが、本当にレベルが高くなったと感じました。

また個人的に特にすごいと思ったのは、日本企業のホシザキさんが販売している急速冷凍機のポテンシャルがすごいと思いました。これは伝統的な冷凍庫に比べて、−35度のエタノールで一気に冷凍する技術で、旨味を閉じ込めた細胞を壊すことなく冷凍できる技術です。

これで新鮮な魚が流通すれば、今後ヨーロッパの日本食のレベルがだいぶ向上しそうです😊


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