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能動的感情と受動的感情。

僕達は喜んだり、怒ったり、悲しんだり、楽しんだりとあらゆる感情によって、幸せな気持ちに満たされたらり、ネガティブな気持ちに振り回されたり、いろいろな感情と付き合いながら生きています。

今日はその感情について書いていこうと思います。

感情には2種あります。
そして、その二つの感情の意味合いは、似て非なるものです。

それが能動的感情と受動的感情です。

能動的感情とは自分の中から自ら感情を生み出す感情で、受動的感情とは外側からの刺激によって生まれてくる感情です。

この自分の中から感情を生み出すのと、何か外からの刺激があって生み出た感情は、同じ感情でも分けて考えなきゃいけません。

例えば、自ら試行錯誤考えて、仕事でプレゼンして評価をもらって達成感を得たり、自分で絵を描いてその絵に満足したり、料理を研究して作ってみたりと、そのようにあなたが何かを成そうとして成し得たこと、何かを生み出そうとして生み出たもの。
そこから溢れた感情は、自分で生み出した感情です。

でも、ギャンブルやドラッグ、アルコール、キャバクラなどから気持ちよくなったりした感情、つまり何かインスタントな刺激をもらって発生した感情は外からの刺激に反応した感情です。
これらは、外からの''刺激''を引き金にしないと得ることのない感情ですので、その感情が欲しいときは外に刺激をもらわないといけなくなります。

一方、自分から生み出した感情は、自分の中からの能動的感情だから自分でコントロールができるし、何か外からの刺激によ引き金を必要ともしません。

別に外からの刺激から得た感情が全部悪いとは言いません。
けど、自分の中から生み出した感情とは全く別物の感情だってことを理解しないと、いつまでも枯渇した心は外に何かを求め続けてしまいます。

それによって異常なまでの依存症を生み、快楽の刺激を得ても得ても最初の刺激じゃ物足りなくなって、だんだんと欲求は増強して、麻痺していく。

好ましい感情を自分で生み出すようにすることを普段からトレーニングすることが大切だと思います。

今の世の中は刺激物ばかりで、自分の心が迷子になりすいから、少し立ち止まって自分の感情は内側からの能動的感情か?外側からの受動的感情か?を考えてみることは大切なことだと思います。

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