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寝かせてやれよ
ダイキンとNECが社員の居眠りを防ぐ画期的なシステムを開発したらしい。
PCのカメラでまぶたの動きを追い、居眠りしそうな社員に向けてエアコンの風を強め、温度を下げる。これで眠気がとれ、仕事への集中力が高まるという。12/19 朝日新聞より
多分、こんな感じだ。
A君「ああ~、お腹いっぱい。それじゃあ午後からの仕事頑張りますか」
~10分後~
A君「ふああ~。眠いなあ。昨日も残業であまり寝れてなかったからなあ」
居眠り防止システム「A君のまぶたが下がってます。コイツ、居眠りしそうです」
エアコン「よっしゃ、Aやな。またコイツか。一気に目の覚める風当てたるからな。ブオオオオオ」
A君「うわっ。寒い! やめて! 寒いよ! 起きるから! やめて!」
~10分後~
A君「ふああ、眠い……うわっ! また寒い! 寒いいいい」
こんな感じだと思う。
皆、そろいもそろって船をこぎ出す昼ごはん後、居眠り防止システムは大忙しだ。13時から15時くらいは部屋の温度が5度くらい下がると思う。冷え症の女性には過酷な職場になりそうだ。
昼ごはん後は誰だって眠たくなる。
人間である以上眠気はさけられない。どうしたってまぶたが落ちてくる。
その都度、冷たい風を当てられていては寒くて仕方がない。
だからって無理やり目を見開いていればいいってワケでもないだろう。眠くて効率が落ちるのには変わりがない。
私はこのシステムを越える、スパッと眠気を除去する方法を知ってる。
昼寝だ。
昼寝といっても15分くらい。目をつぶってるだけでもある程度は効果があるらしい。
普段から昼寝を取り入れている人ならわかると思うが、昼寝をするのとしないのとではまったく仕事の捗り方が違う。
だから高い金払ってこんな大層なシステムを実装しなくても、昼寝の時間を作ればいい。
新聞にはこうも書いてある。
休憩を挟んでも仕事の効率があがればトータルでの労働時間が減り、働き方改革の推進につながるとアピールし、実際に企業側の関心も高いという。12/19 朝日新聞より
そう思うんなら、ちょっとくらい寝かしてやれよ!
「昼寝の時間を作るなんてありえない!」と憤る経営者はたくさんいるかと思う。
でも、普段から「新しいことにチャレンジ」とか「画期的なアイデアを」とか言ってるのはあなた達ですよね?
「昼寝の時間をちょっとだけ作る」くらいのチャレンジができないで、なにを言ってるんでしょうか。口だけでしょうか。この人たちは。
まあ、あなたの会社なんで好きにしたらいいと思いますけど。従業員のボーナス押さえて、ようわからんシステム導入すればいいじゃないですか。
先生「眠たくなったらどうしますか~?」
幼稚園児「寝ます~」
先生「眠たくなったらどうしますか~?」
社会人「冷たい風を当てます~」
子供よ。これが社会人だ。
働きたくないんです。