夜警の兵は全員提灯を持て。自前の明かりで安全に行動【忍者の技と知恵 #224】
敵忍者はあらゆる手を尽くして城内に侵入し、重要な情報を盗み出そうとします。敵忍者から国を守るための第一歩は警備です。警備の兵には職務を万全に行うためのルールがあります。
夜は全ての警備の兵に提灯を持たせます。提灯には大将の紋と自分の紋が描き込んであるものを使用します。
江戸時代の夜は現代のような電気はなく道はとても暗いです。篝火はもちろん焚いていますが、道を照らす自前の明かりを携帯し、敵忍者を捜索できるようにします。提灯に入れる紋は一目でどこの誰なのかを判別、証明するものです。敵忍者が警備のフリをして紛れ込むのを少しでも防ぎます。
現代の夜は昔と違ってどこにでも明かりがあるので真っ暗ということはありませんが、街灯などの明かりは固定されていて自分の近くを常時照らしているものではありません。不測の事態に対処できるように、自分が自由に使えるライトを一つ持つといいでしょう。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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