不審点はチェックの隙間を通り抜けて被害になる【忍者の技と知恵 #221】
敵忍者はあらゆる手を尽くして城内に侵入し、重要な情報を盗み出そうとします。敵忍者から国を守るための第一歩は警備です。油断なく厳重に行うことで国や仲間を守ります。
城門には必ず門番を配置します。門番は昼夜変わらず出入りする人の身分証明をチェックします。戦時中で敵軍との距離が近い場合は、合言葉・合印の確認も行います。これら業務を怠る門番は厳罰に処します。
城や陣地は敵の攻撃や侵入を防ぐために塀で囲い、人の出入りする場所は門を建てて限定します。敵忍者は人目につかないように塀を乗り越えるだけでなく、変装して堂々と門を通過しようとします。不審者は内部に入られてからでは対処が難しくなります。通用門で厳重にチェックを行い不審者をあらかじめ防ぐようにします。
不審点はチェックの隙間を通り抜けると被害になります。チェック段階で突っぱねて、被害を発生させる前に対処、検討することがプロの仕事です。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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