行動を起こすタイミング。自他のタイミングを読み、重要局面で有利に転換する【忍者の技と知恵 #307】
物事にはタイミングがあり、タイミングを読んで行動を起こすことで絶大な効果を得ることができます。ところでこのタイミングとはいつなんでしょうか?
忍者が味方を裏切って敵に寝返り、敵の信用を得てチャンスが訪れたら敵将を倒して味方に戻る。これを「谽谺の術」といいます。
敵方に寝返り、忠誠心を持って働き敵将の信頼を得ることができたら、時をみて敵将を討ち取ったり、城に火をかけたりして敵を倒します。
時というのは、敵味方が臨戦状態になり、城が味方に取り囲まれているような戦で一番大事な局面です。ここぞというときに味方に戻ることで敵に大損害を与えることができ戦に勝利できます。
行動を起こすにはタイミングを読むのが重要で、タイミングというのは選択を迫られている状況です。選択とは正しければ有利な状況になりますが、間違えれば不利な状況になるということです。タイミングは自分のタイミングもありますが、相手のタイミングもあります。相手にとっての重要局面で、自分が相手に働きかけることでその状況を有利にも不利にも転換することができます。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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