人に伝わる正義感。状況を変えて理想へ近づく「義」上忍の条件24【忍者の技と知恵 #149】
最も優秀な忍者を忍びの上手「上忍」と呼び、忍術伝書『万川集海』によれば上忍と呼ばれる忍者は、9種類32個の条件を達成したものであるといわれます。
第24個目に出てくる上忍の条件は「義」正義です。
正義の心が強く、「裏表のない良い人」と言われることが大事です。忍術には盗賊や強盗のような一般的に悪とされる技術も含まれますが、正義の元に使われることで正当化されます。忍者は日頃から正義感を磨き養うことで忍びの任務に臨みます。
裏表がないと人に言われるということは、心に納めている正義が言動に現れて人に伝わっているということです。心に思っても、伝わらなければ理解はされず、独りよがりになってしまいます。人は常に社会に生きています。自分の意志が他者に伝わることで状況が変化し、理想に近づく事を考えて「義」を通さなければなりません。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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