城内に続く水路は厳重にガード。これは忍者も刃が立たない【忍者の技と知恵 #243】
警備の兵数が足りず、城の防御が甘くなってしまうときは罠を仕掛けて弱点を補います。罠は敵忍者の潜入を防いだり、行動を妨害するものになります。
城の中の水路で、人が通れそうな大きさの場所には「鉄縄」を仕掛けます。鉄縄は鉄製のフェンスで、罠ではありませんが敵忍者の侵入を防ぐための仕掛けです。
忍者は「壊器」と呼ばれる道具を使って鍵や柵を壊して侵入します。当時の建築物はほとんどが木や土を使って建てられているので、壊器もそれらを破壊することを目的に設計されています。木の柵を切り、土壁に穴を開けられても、鉄はなかなか切れません。相手の道具や行動を考え、厳重にガードします。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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