集団評価の罠:個人能力を見失わないための戦略【忍者の技と知恵 #338】
人はカテゴリーで分類し、個人ではなく集団で良い悪いを評価します。それは考えることが面倒くさくて楽だからです。
忍術では、敵に仕えている人を味方忍者(身虫)にして利用するのを「身虫の術」といいます。身虫に適した人は8種類あり、8つ目は「親の業績が悪い武士」です。父親の業績が悪く、世間の評判も落ちてしまい悲しんでいる人は身虫にするのにいいです。
江戸時代の仕事は家業で、家であり会社でした。子は父の仕事を引き継ぐのですが、父が失態を犯せばそれは家の汚名になり、子も引き継ぐことになります。
自分のせいではないのに非難を受け、マイナス状態から業績を回復するとき、集団ではなく個人として能力を見てもらえるように活躍することが状況を打開することにつながります。また、集団ではなく個人としての能力や信用を見極めることは有益な人材確保・利用になります。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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