知らないことでも知る努力。相手に主導権を取らせない【忍者の技と知恵 #328】
知らないからスルーすると後で痛い目を見ることがあります。その分野に疎いからわからないと受け入れるのは簡単ですが、もしかしたら相手の良いように嵌められているかもしれません。
敵の屋敷にくノ一を潜入させ、くノ一が着物などの荷物を取り寄せるときに忍者が荷物の中に隠れて屋敷に忍び込む。これを「隠蓑の術」といいます。隠蓑の術は潜入させる忍者の顔がすでに敵に知られていて、忍び込むのが難しいときに使います。
江戸時代は男性と女性で仕事が分かれており、コミュニティや社会も男女で違ったものがありました。そのため、異性のコミュニティのルールに疎いし、わざわざ介入することはないので、運ばれてきた荷物の中に忍者が隠れているとは夢にも思わないのです。
知らない分野を知る努力、わからなければ直接聞いてみる。また、その分野に精通してる人を仲間にし協力してもらうことで相手の言いなりにならず、主導権を維持することができます。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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