見出し画像

人の警戒心を解き、信用を得るための、自分の見せ方を考える【忍者の技と知恵 #311】

警戒心のある相手に話を聞いてもらう、お願いを聞き入れてもらうというのは難しいものです。これは信用のある相手の話は聞くし、お願いを聞いてもいいと思わせる事ができることの裏返しでもあります。

反乱を起こしそうな人、戦いの火種になりそうな危険人物には平和な時から目を光らせ、ターゲットには監視役の忍者を近づけておく。これを「桂男かつらおの術」といいます。

主君に仕えていることを隠し、潜入のために本国から離れて都市部に住む忍者のことを「蟄虫」といいます。蟄虫は人の少ない田舎に住むと怪しまれるので、人の多い街中に住みます。蟄虫は本国から離れ住むことで敵国の人間と思われず、相手の警戒心を緩める事ができるメリットがあります。

話をするとき、お願いをするとき、相手の視点に立ち自分はどう見えているのか?を考えて警戒心のレベル、信用のレベルを計りましょう。

蟄虫のように、所属している環境によって相手の警戒心が変化する事がありあます。自分個人の信用は無くとも、自分が属している会社のネームバリューがあれば信用を得る事ができます。相手の警戒心を解き、信用を得るための自分の見せ方を考えるのが大事です。

潜入のために本国から離れた街中に住む忍者「蟄虫」


【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。

万川集海とは
『万川集海(ばんせんしゅうかい/まんせんしゅうかい)』は伊賀甲賀49流派の忍びの術、古代中国や日本の謀略家・名将軍の技と知恵を結集し、悪しきものを捨て良いものを厳選し集大成した全21巻に及ぶ忍術秘伝書である。
万の川が集まり大海となるように、数多の術を結集したことから名付けられる。


Supported by Shinobi Design Project 🥷
Shinobi Design Projectは忍者・忍術の発想でデザインとパルクールのお仕事をする技能チームです。

〈依頼受付中の業務〉
・グラフィック&プロダクトデザイン
(チラシ・はがき・冊子・バナー・ロゴ・イラスト・プロダクト等)
・デザイン企画、製作 、監修
・小道具、衣装、特殊器具、モデルの製作
・ノベルティ製作
・3D プリント・レーザー加工
・モデル製作
・パルクール指導
・忍者・忍術・兵法指導

個人・小規模事業者から一般企業、ベンチャーまで「デザインについてわからないんだけど…」という方もお気軽にお問合せください。お客様が求めるものを探す手助けをいたします。


🥷忍者の思考と精神を身につけるべく、日々修行を行ってますので見届けてもらえると幸いです。あとお仕事のご依頼もお待ちしております🙇‍♂️。サポートは兵糧(ひょうろう)に使わせていただきます。 WEB:https://shinobi-design-project.com/home