生活しながら忍術トレーニング「腰を傷めずに重たいものを持ち上げる身体操作」
生活しながら忍術トレーニング第2弾です。今回は重たいモノを持ち上げる動きでトレーニングします。
忍術トレーニングとは、忍術や古武術的な体の使い方を元に、小さな力で大きな効果を得るテクニックを日常生活の中で身につけるためのトレーニングです。
目次
・腰を落として踏ん張る
・腰を水平にして、上体を垂直にする
・上体を真っ直ぐにする
・体全体で支える
・忍術トレーニングで安定した足腰をつける
腰を落として踏ん張る
モノを持つときはまず体が不安定に揺れてしまっては意味がありません。というか危険です。
足を肩幅ほどに開いて、まずは腰を少し落として(下げて)、下半身のしっかりと踏ん張れる土台を作ります。脚が張っている感じがしたら正解です。
腰を水平にして、上体を垂直にする
次に骨盤を水平にします。日本人の骨盤は、外国人に比べて前が下がっています。(横から見ると、骨盤が前下がりに斜めになってます)
腰骨に手を添えるとよくわかります。前に下がっている部分を水平になるように、意識して立てましょう。帯やベルトを締めてると水平かどうかわかりやすいと思います。
臍下丹田(下腹部、おへその下あたり)に力がこもっている感じ(力を込める意識はないのに)になり、脚が締まった感じがあれば正解です。
上体を真っ直ぐにする
骨盤を水平にしたら、この骨盤の上に乗せるように、上体を真っ直ぐにしましょう。
低いモノを取るときや、クワのような道具を振るときは腰を曲げて上体をなるべく倒さないようにしてください。腰を上下に動かすようにして、モノを持ち上げたり道具を振ってください。
この動きを心がけると、腰を曲げることが少なくて、腰痛になりにくくなります。
体全体で支える
モノを持ち上げたときは、体全体でモノの重さを支えるようにしましょう。モノを体に密着させると体全体で支えられるようになります。
腕の力に出来るだけ頼らない意識が大切です。膝の屈伸と腰を上手に使いましょう。
忍術トレーニングで安定した足腰をつける
モノを持ち上げるとき、この忍術トレーニングを意識することで、腰痛を防ぎながら安定した足腰を身に付けることができると思います。
よかったら、暇なときにでも試してみて下さい。
🥷忍者の思考と精神を身につけるべく、日々修行を行ってますので見届けてもらえると幸いです。あとお仕事のご依頼もお待ちしております🙇♂️。サポートは兵糧(ひょうろう)に使わせていただきます。 WEB:https://shinobi-design-project.com/home