「忍び」の本質は隠密行動ではなく、意識の外に歩み寄る【忍者の技と知恵 #229】
敵忍者はあらゆる手を尽くして城内に侵入し、重要な情報を盗み出そうとします。敵忍者から国を守るための第一歩は警備です。油断なく厳重に行うことで国や仲間を守ります。
忍者は思いもかけないところから忍び込んできます。警備の兵は侵入困難と普通は考える険しい場所も注意し、風や雨の激しい夜は特に厳重に警戒します。
「忍び込み」の本質はその物理的な隠密行動・行為ではなく、相手の意識の外れたところを突く心理的な行動です。人は見ようと思ったもの(または見たいもの)しか見えず、予想外や想定外は認識しません。
仕掛ける側は、相手の気持ちになって考えることで想定外というチャンスを見つけることができ、受ける側は自分の気持ちと向き合うことで危険な想定外に気づき対処できるようになります。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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