任務に応じた人材を使う。状況を注視し目標達成に指向・思考する。【忍者の技と知恵 #313】
適材適所で人を使うことで、自分がやる以上の効果を得られる事があります。自分は状況の理解に集中する事ができ、それによって目標達成のための道筋を見つけることができます。
反乱を起こしそうな人、戦いの火種になりそうな危険人物には平和な時から目を光らせ、ターゲットには監視役の忍者を近づけておく。これを「桂男の術」といいます。
都市部から離れたド田舎に隠れ住む人で、頭がよくて信頼でき、嘘をつかない人「遁士」を忍者に仕立てて桂男の術に利用します。遁士には成果によって報酬と高官の役職を与える約束をします。
敵地に潜入して情報収集を行うのが忍者の仕事とはいえ、常に訓練を積んだ専門の忍者が任務に当たるわけではありません。任務に応じて人材を選び、協力者を使って情報収集や謀略を行います。
自分がやってしまった方が早いと思えても、他の人に仕事を振るのを考えることも必要です。人を使うことで自分は指揮官になり、状況を客観的に見る事ができます。動かない分思考作業にエネルギーを使う事ができ、行動力は温存されるのでもしもの事態に備えることもできます。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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