見出し画像

組織の力と個人の役割:忍術「蛍火の術」に学ぶ戦略的思考【忍者の技と知恵 #345】

仕事は個人やフリーでもできますが、多くは会社という組織で行われます。それは多くの人を集めてチーム(集団)で運用した方が大きな利益を得られるからです。組織を活かして効果的な仕事をするには、社員一人一人に組織の構造を理解させ、自分の役割を全うするように働かせましょう。

敵軍に頭のいい軍師がいるとき、忍者は敵軍師と自国が内通している偽の手紙を作って送り、軍師を陥れる謀略を仕掛けます。これを忍術では「蛍火の術」といいます。

軍師は軍隊組織の頭脳です。優秀な軍師が敵国にいるというのは厄介な状態です。いざ戦となれば敵の作戦に踊らされ、仲間の兵を多く失うことになるからです。忍者は組織という構造を読み、一人の人間(指揮官)によって戦局が大きく変化することを考えて適したポイントに謀略を仕掛けます。

敵の頭のいい軍師を陥れる謀略「蛍火の術」


【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。

万川集海とは
『万川集海(ばんせんしゅうかい/まんせんしゅうかい)』は伊賀甲賀49流派の忍びの術、古代中国や日本の謀略家・名将軍の技と知恵を結集し、悪しきものを捨て良いものを厳選し集大成した全21巻に及ぶ忍術秘伝書である。
万の川が集まり大海となるように、数多の術を結集したことから名付けられる。

🥷忍者の思考と精神を身につけるべく、日々修行を行ってますので見届けてもらえると幸いです。あとお仕事のご依頼もお待ちしております🙇‍♂️。サポートは兵糧(ひょうろう)に使わせていただきます。 WEB:https://shinobi-design-project.com/home