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with Flavor.

わたしの中の彼女の印象といえば、いつも飾り気のないシンプルなマグボトルを手元に添えて、時折それをちびちびと飲んでいる姿くらいのものだ。
彼女のことは、ほとんど知らない。
知っているのは、二学年上の進学クラスに在籍していること。部活には所属していないが、そうとは思えない量の荷物を抱えて毎日登下校していること。気まぐれのように時折、中庭のベンチで学友と昼食をとっていること。わたしの自室の引き出しに丁重にしまってある、新入生向けパンフレットの表紙を描いたのが彼女であるということ。
――その表紙の絵が、わたしの心を揺さぶり、今でも掴んで離さないということ。
それくらいのものだった。
その彼女――岩永手毬は、広報委員室でわたしとふたりきり、マグボトルを片手に窓の外を物憂げな表情で眺めていた。

春。入学初日。
硬い表情でやたらと前髪を気にする新入生と、進級で浮足立つ二、三年生で色めく我が新しき学び舎において、新入生であるわたし――下江千桜は、ただひとり島流しに遭ったかのような面持ちであった。
理由はただひとつ。この学校はわたしにとって“滑り止め”だったからだ。しかも第三志望校。
中学や塾の友人から続々と第一志望校合格の報告メッセージを受信する中で、わたし一人だけが、そこに加わることができなかった。
第三志望と言ったって、それはもはや志望なんてしていないに等しい。第一志望だけがゴールなんだ。
わたしはそこにたどり着くことができなかった。
それは誰か他人のせいではなく、他ならぬ自分自身の実力不足によるものだ。それは重々理解しているつもりであるが、青き15歳のわたしにその挫折感を乗り越えることは難しく、気持ちの整理をつけることができなかった。
要するに入学式のこの日までずっとふてくされていたのであった。
式典の後に通された教室で、次の案内を待つ。
ふと周りを見渡してみると、緊張した表情で姿勢よく座る生徒や、既に前後左右に話しかけ交友関係を固めようとする意欲的な生徒、式典で疲れたのかそれともやる気がないのか机に突っ伏している生徒など意外と様々だ。
わたしはその全てが憎らしかった。
わたしのいるべき場所はここではないのに――
やがて担任が登場し、簡単な挨拶ののち、これからの流れについて簡潔に説明を始めた。
いきなり全員の自己紹介などと言い出さなかったことにひとまずは安堵した。今の心境で、社交的かつ明朗さを装い、興味のないクラスメイトに自分を知ってもらうためのアピールなどできるはずはなかった。
いくつかの書類やパンフレットが順番に配られていく。親に見せなければならないものだけ気を付けて、他はそのまま新品のバッグに突っ込まれてしわくちゃのまま忘れ去られる運命だろうな、と思いながら一応は軽く目を通そうとする。
各教師の挨拶。行事予定表。入部申請書。説明会で聞いてはいたが、生徒は部活動と委員会のどちらかに所属することが義務付けられているらしく、申請書はそのどちらの記入も兼ねていた。校舎の写真が表紙にプリントされた厚めの冊子が学校案内で、一番邪魔なやつだ。担任が校則のページを開くよう促し、読み上げていく。決して不良ではないが、かといって従順でもないわたしはそれを聞かず、こっそりと次の冊子に目をやった。

それは新入生向けの、上級生による手製のパンフレットだった。
入学の手引きと書いてある。おそらく恒例の発行物のひとつなのだろうと思う。悪く言えばちゃちな作りで、真ん中をホチキスで留めたタイプの簡易的な冊子だ。部活や行事の紹介など、新入生をフレンドリーに迎える趣向のパンフレットなのだろうと想像に容易い。
しかしわたしは中身に目をくれることはなかった。表紙に描かれた絵――そこから目を離すことができなかった。
この手のパンフレットといえば、桜や鳥などの象徴的なモチーフが描かれていたり、ポップで無難なデザインだったり、あるいは流行りの漫画のキャラクターを描いて受けを狙ったりするものだと思っていた。
その表紙に描かれていたのは、この学校の制服を着た男女の生徒と桜の木、それといくつかの幾何学模様だ。どちらかというと抽象的なタッチで、表情は描写されておらず分からない。二人とも木のそばに立ち、おそらくまっすぐと前を向いている。水色・桜色が基調のシンプルな色使いで、落ち着いたトーンで統一されている。絵の具で描かれたもののコピーなようで多少仕上がりの劣化は見られるが、描き込みが細かすぎないことが功を奏して十分綺麗に見える。
付け足すように「入学の手引き」「ようこそ○○高校へ」というポップな書体の文言が乱暴に重ねられているが、基本的には色も線の数も少なく、情報量の少ない絵だと言える。ともすれば暗い印象にも捉えられかねず、控え目に言ってこういったパンフレット向けの絵ではない。
というか、完全に「夢」とか「希望」とは無縁な印象だ。なぜなら、モチーフが光り輝いていない。希望に満ちた顔をしていない。
これからの学校生活に胸躍らせる若人を迎え入れるための顔としては相応しくないだろう。まるで行政の発行する冊子のようだとさえ言ってもいい。

しかし何故かその絵は――希望に満ちているようにわたしには見えた。

担任の声は既に耳に入っておらず、わたしはその絵を見つめ続けた。
さっきまでのくさくさした気持ちは、いつの間にか透き通っていた。なくなったわけではない。その絵が、決して前向きではないその感情を受け入れてくれたような、そんな気がしたのだ。どうしてかは分からない。こんな気持ちでもいいんだ。この気持ちを抱えたままここにいてもいいんだ。そう思った。
どうしてだろう。
なぜ、今こんな気持ちになっているのだろう。
これを描いた人には、わたしの気持ちが分かるのだろうか。
わたしと同じ気持ちを、この人は知っているのだろうか。
――この絵を描いた人を、知りたいと思った。

帰りの電車内でも、そのパンフレットを眺めていた。
パンフレットには、携わった生徒の名前などは一切記載されていない。代わりに、最後のページに「制作:広報委員会」とだけ書かれている。つまりは、その委員会に所属する上級生を尋ねれば、あの絵を描いたのは誰か分かるということだ。
しかし、仮にそれで作者が分かり、実際に会うこともできるようになったとして、わたしはどうするのだろうか。
良い絵でした、と一言伝えて終わり?べつに、そんなことが言いたくて会ってみたいわけじゃない。じゃあどうしてだろう。どんな人なのか知りたい、どんな気持ちであの絵を描いたのか知りたい、他にどんな絵を描くのか知りたい、それだけ。
会うだけなら難しいことではない。ただどう考えても自分の行いは不自然だということくらい分かっていたし、その後のリスクを考えれば思いとどまるべきだと理解できた。わたしの高校生活はあと三年間もあるのだ。好んで妙なレッテルを貼られに行くことはない。いきなり会ってみたいだなんて、そんなことはすべきではない。

なぜ――こんなことで悩んでいるのだろう。自分でも意味が分からなかった。
絵なんて、ろくに鑑賞したことはない。絵を見て心を動かされたこともない。せいぜい漫画を読んで感動した経験くらいのものだ。
入学初日に、たまたま手に取ったパンフレットの表紙を見て、心を奪われて、描いた人のことを知りたくなっただって?そんな馬鹿な。ふざけている。
こんなのは逃避だ。
行きたくもない高校に通う羽目になり、目を背けた先にたまたまその絵があったに過ぎない。
たかが絵が、わたしの気持ちを理解してくれるわけがないじゃないか。
この絵を描いたのだって赤の他人だ。どんな気持ちで描いたかなんて、わたしが期待する通りなわけがない。
わたしがどんなに駄々をこねようと、高校生活はもう始まってしまったのだ。
現実を受け入れなくてはならない。負の感情は捨てていこう。
わたしにできること――与えられた環境で努力していくしかない。
勉学に励もう。クラスメイトと交流しよう。部活動に打ち込もう。そうすればきっと報われるし、いい大学にも入れるだろう。もうこんな思いをするわけにはいかない。
自室に着くなりバッグを広げ、今日貰ったばかりの書類を整理しようと手にとった。
一気に掴もうとしたため握力が足りず、冊子の間からプリントが一枚こぼれ落ちた。
入部申請書。
それは部活だけでなく、委員会への申請も兼ねていた。
……わたしにできること――

六月。委員会の活動が本格的に動き始めていた。
広報委員会の仕事は想像よりも忙しいようだった。隔月の学内広報誌の発行、各行事のパンフレットの作成、学校Webサイト更新の手伝い(実際の業務自体は教師の仕事だ)、等々。
その性質上、他の部活動や委員会と連携したり、取材したりすることも多い。まるで体育会のようにハードだ。
一年生は主に書き起こし作業や雑務を任され、足を使った仕事は顔の広い上級生の仕事となっていた。
目下わたしがやるべきこととしては、次号の広報誌の書き起こし作業。先輩たちがあくせくと集めてきた散文的なレポートをテキストに落とし込み、レイアウトする。実際はこっちの方が大変なんじゃないのと思えるほど、途方のない作業だ。
今年の新入部員は昨年よりも少なく、その分負担が大きかった。今日も任された作業を活動時間内に終わらせられず、居残りだ。
「じゃ、先帰るよー。お疲れちおっちー」
バッグを背負いながら声をかけてきたのは、同学年の鈴川さんだ。彼女の仕事はもう終わったらしい。焦りを覚える。
「りんちゃんおっつー。寄り道すんなよー」
ドア越しに手を振りながら鈴川さんは廊下へと消えていった。
鈴だから、りんちゃん。中学の時からそう呼ばれていたと、自己紹介で恥ずかしげもなく名乗っていた。クラスは異なっているが、もう既にあだ名で呼び合うほどには気を許し合っている。
数少ない同学年ということもあり、自然とそうなっていた。
クラスメイトとの仲も比較的良好である。誰がどの部活に入っていて、どんな性格で、誰と交流があるのかについて興味を向けるようになったのは、委員会の仕事の影響もあるかもしれない。同機はどうあれ、交流はうまくいっていた。つまりは――悪くはない学生生活だった。
だけど、空虚だ。
利害関係を言い訳にしなければ、人付き合いもままならない。
わたしはちゃんとやれていると自分に言い聞かせて、作り笑いの練習をする。いや、それが本音の笑顔なのか作り笑いなのかも、分からなくなっていた――
軽く伸びをして、目の前の作業に戻ろうとする。広報委員室に与えられたPCは、コンピュータ室の機材が一新された時のお下がりらしく、旧式だ。薄汚れたキーボードは打ちづらく、ただでさえPC慣れしていないわたしを十分に苦しめた。
集中力も絶え絶えになり、ふと右後ろに目をやる。
居残りのメンバーはわたしだけではなく、三年生がもう一人いた。彼女はわたしと違って書き起こしに苦しんでいるわけではない。
長机にスケッチブックを広げ、鉛筆でラフのようなものを描いている。次号の広報誌の表紙になる予定のものだろう。彼女は取材や書き起こしは滅多にやらず、主に広報誌の表紙や挿絵を全て担当しているらしかった。
そう、あの絵を描いた本人が、そこにいた。

何か話さなければ、と思った。
あくまで社交辞令としてだ。上級生とふたりきりで、無言でいては失礼にあたるのではないか。
それがもし他の上級生であれば、適当な世間話でも振ってその場をやり過ごすことができただろう。今は、それができなかった。
彼女が圧倒的に寡黙なタイプであるということもあるし、お互いに絶賛作業中であるということもある。しかしそれだけではなかった。
岩永手毬があの絵の作者であると判明したのは、入部して間もない頃だ。
何せ大規模な組織というわけではないし、イラスト作業全般を一手に担っているのだから、当然目立つ。
彼女がその場で絵を描いているのを見て、すぐに分かった。
思わず、息をのんで見つめてしまった。
すぐにでも声をかけたかった。何て?何を言えばいいんだろう。その問いは、ずっと見て見ぬふりをしてしまっていたのだった。
数秒の間に色々な感情が駆け巡る。
当然、向こうもこちらの視線に気付き、目が合う。その時わたしはつい、目をそらしてしまった。
それ以来、なんとなく気まずかった。それは当然、わたしの一方的なものだ。あれ以来一度も会話を交わしていないので、彼女がわたしに対してどのような印象を抱いたかなど知る由もない。そんなことは覚えてもいないかもしれない。
「岩永先輩って」
どうせこの状態が続いても、平静かつ順調に作業ができるわけがない。だいたい、彼女はわたしのことを何とも思っていないはずなのである。ただのモブ後輩として、そのように振る舞うのが最善の一手だと思い、とうとう口を開いた。
「いつも水筒で、なに飲んでるんですか?」
いつものように彼女の手元に置いてあるマグボトルを見て、尋ねる。
それは純粋に気になっていたことだった。飲料の自販機は校内のいたるところに備え付けられているので、わざわざ水筒の類を持ち込む生徒は稀だ。
しかも彼女の飲むそれは――なんだかすごく大事そうなものに見えた。一口だけ含み、ゆっくりと口の中で転がし、飲む。その一連の仕草から、ただのお茶やジュースを飲んでいるわけではないと思わせられた。
彼女にとって特別な思い入れのある何か……そんな気さえした。
誰かが水筒で飲み物を飲んでいたところで、普通そんなことを思うだろうか、とわたしは我ながら引っ掛かりを感じた。
「……これ?」
まさか話しかけられると思っていなかったのか、ワンテンポ遅れた返事が戻ってきた。
作業を止め、そのマグボトルを掲げてこちらを向く。
「コーヒーだよ。好きなの、コーヒー」
「へー。コーヒー、ですか」
拒絶感はなく好意的とも取れる反応で、やはり自分の危惧は取り越し苦労だったと思った。
コーヒーなんて、自販機で缶やペットボトルのものが売っているのに……。何だか思っていたものとは違い、少し戸惑う。
しかし売っているようなものをわざわざマグボトルに詰めて持ってくるということは、やはりそれは既製品などではないのだろう。
ふと、自分の父親が以前、わざわざ器具一式と豆を購入し、しばらくの期間ドリップコーヒーにハマっていたことを思い出した。「やっぱり挽きたては違うな!」なんて言っておきながら、今ではその豆を挽くための武骨な器具はキッチンの棚の奥に仕舞われている。
「じゃあ、自分で淹れたやつなんですか?すごいなー」
何気なく発したその一言に、彼女は予想もしない反応を示した。
「よく分かったね。普通みんな、インスタントとかボトル売りのやつって決めつけてくるのに」
いつも年齢不相応に落ち着いた表情を保っている彼女の顔が、綻んでこちらを見つめていた。
「そ、そう、ですか?」
「そうだよ」
部員たちと話しているときも、中庭で学友と話しているときも、彼女のそんな顔を見たことはなかった。つい、たじろいでしまう。
何かおかしなことを言っただろうか……。
つい体裁を崩してしまい、さっき思い付いたことがそのまま口に出る。
「なんだか、すごく大事そうに飲まれてたんで、思い入れがあるのかな、なんて……それで」
言っている途中で、固まってしまう。
彼女こちらを見つめたまま、めを見開いていたからだ。
表情から感情は読めなかった。驚き?怒り?ショック?
「え、っと」
こちらがすっかり戸惑っていると、すっと視線を下ろし、いつもの表情に戻った。
「……ごめんごめん。やっぱりあなた、少し違うんだね」
「違うって……」
どういうことだろう。褒められているとは思えなかった。確かに、人の飲んでいるものに対して、思い入れがあるんでしょなんて言ってしまったのはだいぶ変だったと思う。顔が熱くなるのを感じて、勢い任せにPC画面の方へ向き直す。
「そうじゃないの。ただ、最初に思った通りの人なんだなって思っただけ」
「最初……」
何のことを言っているのかは、すぐに分かった。何とも思われていないと思い込もうとしていたが、彼女の中でわたしは印象に残ってしまっていた。やはり恥ずかしくなる。
「わたしあの時、絵を描いてたでしょ。広報誌の表紙。すぐには気付かなかったけど、あ、なんか見られてるなって分かった。でもそれは、絵を見られてるだけなんだと思った」
そう言いながら、彼女はスケッチブックに描かれた自分の絵を撫でる。
「自分で言うことじゃないけど、わたし絵には自信あるんだ。美大も目指してる。だから絵を注目されるのには慣れてる。美大目指してることを周りに言ったら、わたしの絵が賞で採用されたって担任が発表したら、今まで声もかけてこなかった子たちが何人も友達になろうとしてきた。よく一緒にご飯食べてる子たちもそう……いつも見てるでしょ。あの子たちの興味の先は、わたしじゃなくてわたしの絵だけなの。美大生の友達を作っておきたいだけなの」
彼女は自嘲気味にはにかんだ。こんなに喋る性格だったのだろうか。私は何も言い返さなない。
「でもあなたは違ってた。絵じゃなくて、わたしを見つめてた。それが不思議だった」
いつの間にか、長机を離れて、私の隣のPCデスクに座っていた。距離が近い。体が強張ってしまう。
「ずっとそれが気になってたんだ。ね、どうして?どうしてわたしのことを見たの?」
彼女の肩まで伸びた巻き毛がふわりと揺れる。
背けていた顔を彼女に向き直し、視線を合わせる。
化粧はしていないが、整った顔立ちだ。マスカラが必要なさそうなほど長い睫毛と、シャープな目付き。
こんなに近くに見たのは初めてだった。
その目に見つめられてしまっては――向き合うしかなかった。
「わたし……あの絵を描いた人のことを知りたくて」
顔に熱さを感じていたが、それは先ほどまでとは違うものだった。
「入学の手引きの表紙を見て……すごく、救われたんです。わたし、あの時本当にここに居たくないと思っていたから。あの絵を見て、存在を認められたような気がして……これを描いた人は、わたしのことを分かってくれるんじゃないかって……そう思って」
一瞬、彼女の顔が、急接近した。
口元が触れ合う。
あまりのことに、呼吸が止まる。背中が棒のように伸び切る。
その出来事はほんのわずかの瞬間だったけど、わたしには何十秒にも感じられた。ふっと顔を離した彼女はあっさりとその席を立ち、長机の方へと足を運ぶ。まるでそれがなかったかのような振る舞いだった。
「分かるよ」
困惑しっぱなしのわたしをよそに、彼女はなんと帰り支度をしていた。机に広げたスケッチブックを畳み、通学バッグではない大きな手荷物に仕舞っていく。
放心状態が解けたころには、彼女は部屋を出るところであった。
「あなたのこと、わたしには分かるし、わたしのことを分かってくれるのもあなただけよ」
妖艶な笑みとその捨て台詞を残して、彼女は立ち去った。

窓の外は、すっかり夕暮れで濃い橙色に染まり、涼し気な風がそよいでいる。
無意識のうちにわたしは自分の唇に指で触れたあと、舌でなぞっていた。
―-甘い、コーヒーの香りがした。

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