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キックス、家を買う その2

シリーズ、「キックス、家を買う」です。
これは、私キックス夫妻が家を買うまでの流れをご紹介できればと思います。
何かの参考になれば幸いです。

第2部は、「土地家探し」について。

土地家探し

最も重要。
今後その地に住むということは、生活するっていうことですからね。
当たり前のこと書いてますけど、案外、見落としている点も多いものです。
土地や家買ったら最後、引き返せませんから。

土地探しではなく、土地家探しとした理由。それは、
注文も建売も、両方検討していたからです。
結局、購入したのは建売でした。

今回は、その土地や家探しの時に「何から探したか」、「何を重視したか」、また、「後悔した点」をお伝えできればと思います。

「何から探したか」

私たち夫婦の場合、媒体としてはフリーペーパー、インターネットの2つで探しました。
それに至るにはまず、私たちの考えから。
私たちの考えは、マンションではなく戸建、注文より建売 です。
なぜかは話すと長いので別記事で。(お決まり)

マンションか戸建かはあまり関係ないかもしれませんが、注文より戸建という部分で私たちはネットとフリーペーパーで探したという感じです。

ネットの場合は多くの情報にアクセスできるところを利点と思って活用しました。
土地の場所はもちろんですが、戸建の場合は外観や内装のテイストなども確認できます。また、フリーペーパーと違い詳細まで載っているのもいいですよね。
妻と一緒にあれこれ言いながら検索していました。
実際購入した家も、ネットから情報を収集したのが最初です。

フリーペーパーはどのように使ったか。もちろん、ネットのように多くの情報を仕入れるのは基本なのですが、もうひとつ活用方法がありました。
それは、「色を知ること」です。どういう事か。

ご覧になったことがある方は分かると思いますが、広告に載せる記事のテイストは建築不動産各社で全く違います。
情報だけ羅列するような会社もあれば、物件情報は少ないですが自社の推している部分を強調するような書き方・デザインを中心に載せている会社。

一見、色んな広告あるよね。で終わりそうですが、私は、ここに各社の色があるのではと考えたのです。

個人的に、この考えは結構合っていると思っています。
もし機会があれば見てみてください。フリーペーパーの広告デザインと実際の物件の相関。なかなかしっくりきますよ。
高い買い物ですし、失敗したくない。なるべく希望通りにしたい。
そうするには、相手のことを知るというのも重要ではないでしょうか。
それぞれの会社の色を知るために、フリーペーパーは良いツールとなりました。

何を重視したか

土地について一言で言えば「立地」なのですが、
主要場所との距離、税金関係、子育てに関わる部分、環境、ですかね。
これはあまり皆様と違いはないかと思います。

距離で言えば、私は妻の仕事場と妻の実家との距離。両方車でおおよそ10分以内。
税金関係は、固定資産税が安め(主要道路から何本入るかで決まるそうな)、住民税など。
子育てで言えば、校区や児童館が近いということ。
環境で言えば、天災への備えや騒音、臭気、治安など。

調べ方としては不動産会社や建築会社に確認をしてもらうことが良いですが、
最終的には自分が買うので、納得できるまで自分で調べるのが重要でした。
可能であればしっかりと現地で確認をするのも大切です。特に環境は現地で感じないとわからないことが多いです。

建物で重視するというと、機能性、デザイン、価格、このバランスですよね。申し訳ないですが、重視も何も、軽視する点などありません。全部大切です。
でも、私の決定打は「機能性」でした。
これは、建築会社さんに惚れた形です。

この建築会社さんは機能面を推している建築会社さんです。
標準で耐震等級3、断熱等級7など、しっかりした建物を造られています。
また換気システムやサッシ、外壁や内壁の種類まで細かく規定し、「これが一番理想だ!」と自信を持って造られているのがわかるような会社さんでした。

良いデザインのところでカッコよく過ごしたいのもわかる。ローンを考えるとなるべく安くしたいのもわかる。機能性が高い家に住んで安心したいのもわかる。

色々と迷いますが、この時に「どれが欠けたら困るか」を考えました。
価格が高かったら?ちょっとダサかったら?夏暑いし冬寒かったら?

自分が一番嫌だったのは、「安心できない家」。
地震が起こったら家族を守れるか?夏暑くて冬寒いと光熱費大変じゃない?建物の躯体、しっかり管理してくれそう?それこそ、「健康な家か?」
そう考えると、機能面を重視するのが良いと思ったのです。

転勤族が故、「しっかり家族を守れる機能性」が重視したポイントです。

後悔した点

3つほど思い浮かびます。後悔と言いますが、購入したことに後悔はありません。
これから購入を検討されている方に、「こうした方がいいかもよ!」っていうくらいのものです。そんな気持ちで書きますね。

まず、探し方から。不動産会社や建築会社に行けばよかったかな?という点です。

なぜかというと、フリーペーパーやインターネットはその時点で既出の情報だというところです。
既出ということは、限りなく多くの方の目に触れるということ。つまり、欲しい!っていう人が多く出てもおかしくなく、そう思うと精神的余裕が無くなる場合があります。

そう、焦るんです。

自分はインターネットから探し出した時、「掘り出し物だ!」くらいに思っていましたが、実際に商談出来るタイミングになる直前にはフリーペーパー、インスタなどに出てくる始末。焦る焦る。
実際、私が購入を決めて仮押さえした数時間後に、違う方が購入希望で連絡をされたそうです。その方は私の1組前に見学を済ませていた方でした。ギリギリ。
このように、タイミング次第では買えない場合もある、それは既出の情報だからという部分があるのかなと思います。

また、不動産会社や建築会社は、まだ公に出していない情報を持っています。これから出そうとしている情報や、これから進めようと思っていたプランなどです。
このような情報は、もしかしたらより自分の希望に近いという事も考えられますよね。土地なんかは特に同様のケースがあると思いますよ。

以上のように、探し方については実際に会社へ足を運ぶことが重要かもしれません。

もう一つ、信じすぎないこと。冷静になることと言ってもいいかもしれません。

今の家は実は大きな川沿いにあります。川沿いというと、氾濫のリスクがあるのは承知の通りです。
建築会社に相談すると「小さい川の方が危ない」「あの川が氾濫したら、市が丸ごと終わります」という回答。
自分も比較的リスクがあるのは小さな川であるという認識を持っていましたし、市政や歴史を調べて氾濫したかどうか、氾濫したならばどこで氾濫したかをしっかりと調べ、家の周囲は問題なさそうというところまで可能な範囲で調べましたし、それ以降、その大きな川については強く意識していませんでした。

でも住んでみるとやっぱり近い。あまり考えたくはないですが、氾濫した時には…?
この不安要素とずっと付き合うのかと思うと、信じすぎる事はあまりよくないのかもしれません。そういう意味でも、自分でもっと時間をかけて確認する事をした方が良かったかなと思います。

また、よく相談すること。
上記の「川沿い」というポイント、実は自分の両親が一番嫌と言っていた部分です。自分はそれを、購入を決めて以降に知りました。
なぜそのタイミングだったかというと、単純に自分が相談しなかったから。

両親の「実家に帰ってきて欲しい」という思いを少なからず感じていた私は、両親に深く相談する事なく、購入を決断してしまったのです。

結果がどうかという問題ではなく、周りを巻き込んで色々アドバイスを受けた方がいい。これは紛れもない事実だと思います。

いいかもよポイントはこの3点でしょうか。
また思いついたら、記載したいと思います。

いかがだったでしょう。
自分は探し始めてから購入を決めるまで結構早い方でした。なのでお伝えするポイントも時間があれば解決できるような点が多い印象です。
私は専門家ではないので毎度雑多な話で申し訳ないですが、経験者は語るのような形でございます。
皆様の参考になれば幸いです。

次は、スケジュールについてお話します。

END

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