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bosyuプロダクト日記(2020/3)

こんにちは。bosyuのプロダクトマネージャーです。

先月に引き続きbosyuのプロダクト日記を書いていきます。先月はスキが全然つかなかったのでニーズをあまり感じていませんが、きっと誰かの参考になることもあると思って思考のログを残しておきます。

ビジネス理解度の高いエンジニアチームをプロダクトマネージャーとしてどう支援していくか

bosyuチームのエンジニアは比較的ビジネスに対しての関心が高く、ビジネス理解度の高いチームであると感じています。そんなこともあり、bosyuのビジネス的な戦略/戦術/施策も可能な限りエンジニアにも共有してプロダクト開発を進めています。

他方で、三川さんがジョインしてくれたりと、bosyuのビジネスサイドも徐々に厚くなってきており、全ての施策を事細かに全員に共有していくことは難しくなってきました。(これ以上共有を増やすと、開発スピードの大幅な低下につながるラインにいると感じています。)

としたときに、必要な情報をピンポイントでうまく共有し、そうでない情報もライトに調べればわかる状況にしておくことの重要度が非常に高まってきています。

この部分に対しての良い解をまだ持っておらず、メンバーの能力に頼るという非常に良くないマネジメントをおこなっている状況であり、ここはなんとかしていきたいなと思っています。

【メモ】
・フラットなチームであるものの、フラットすぎるがゆえに共有が甘くなったり、なんとなくで進めてしまうという問題も同時に抱えている
・情報共有についての良い解は本当に持っていない。誰か教えて欲しい。
・個々人の能力に頼れる状況はマネジメント側としては非常に楽ではあるものの、そこに甘えることはチームの生産性の低下につながる諸刃の剣

金銭的メリットを主張しないLPをどう作るか

2020/3に、私たちはbosyuプロといういわゆるフリーランスな人たち向けのbosyuの新プランをリリースしました。

bosyuプロに申し込んでいただくと、システム手数料3%でCtoCのスキルマッチングサービスを利用できる状態となっています。この価格はCtoCサービスをやっている人間からすると、破格みたいな水準です。

とはいえ、bosyuプロのLPにおいても、プレスリリースにおいても、金銭的メリットを主張しないという選択を取りました。

「手数料の安いクラウドソーシングサービス」という立ち位置を取りたいわけではなく、フリーランス等々で働く人たちの「いつもの仕事」をbosyuというサービスを通してどう支援できるか、、、という部分を大切にしたかったためです。

ビジネスとしてはあまり良いジャッジではないのは重々承知ですが、それでも世界観を守ることの方が大切だと考え、bosyuプロのLPやプレスリリースからは金銭的メリットを謳う記述を全て省くという選択をしました。

【メモ】
・金銭的メリットが大きいサービスの金銭的メリットを主張しないLPを作るのは、なかなかにハードルが高かった
・とはいえ、思想に共感してサービスを利用してくださる方がいたりして、この選択は間違ってはなかったように感じている

4月以降の戦い方を決めることかなりの時間を割いた

もともと2020/3までの開発的なロードマップを引いていたことや、半年前くらいのチームの人数はそこまで多くなかったこともあり、2020/3までは先のことをあまり考えずに進められていました。正確に言えば、bosyuとして目指すべき方向性に進むための開発/仕込みに注力するしかない状況でした。

とはいえ報酬付きの募集の機能や、上述のプロプランができたこともあり、今後戦っていく上での最低限の武器を生み出すことができました。

また、当初検証しておきたかった基礎的な仮説についても一定の検証が終わり、自分たちの進むべき道がなんとなく見えてきていたのが2020年2月末ごろでした。

しかし、仮説検証を進める中で当初考えていたよりも多くの問題と遭遇したこともあり、bosyuとしてどの課題と向き合うべきか、それらをどのようにして解決していくかという部分を決め切ることに多くの時間を割いてしまいました。

その上で、結論としては「銀の弾丸はない」というありきたりな結論を出してしまい、結果、粛々と事業を前に進めるという方向性を示す形となってしまったのでした。

この結論自体は正しいと思いつつ、もう少しショートカットできる道は見つけられなかったのかとか、もっと早くにこの結論にたどり着くことができたのでは、、、といった点で、とても反省の多い月となりました。

【メモ】
・文化を作っていく戦いには一つも正解がないことを改めて感じた
・暗闇の中でそれでもジャンプするためには、可能な限り検証/分析した上で、最後はえいやで進めるしかないのだとも強く感じた

3月のひとこと

そういえばbosyuの社員になったのですが、「フルリモート・フルフレックス・月間120時間勤務でOK」という状態であるため、当初の想定通りフリーランス時代と何も変わらない生活をしています。(気持ちばかりbosyuへのコミットは増えていますが。)

自分のライフステージに合わせて働き方を柔軟に変えられる会社の採用競争力は、現在においてはとても高いものがあると感じています。

フルタイムで働く価値があると胸を張って言い切れる会社以外は、雇用形態の柔軟性というのが今後のトレンドになっていくのかもしれませんね。

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