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AKIBA活動報告2024/06 HepFiveで店内案内チャットボット始めました、続)kiwami Watch、ほか

こんばんわ。kiwami 三鴨です。

いやぁ。いよいよもって、梅雨ですね。気圧が不安定でぼくは持病の片頭痛に悩まされております。みなさま体調などは崩されていないでしょうか。
さて。今月は最終日が土日なんですね。月曜が月初。なんか月曜が月初てのは気持ちの良いもので。と思いつつ、いよいよ今年も折り返しです。
いやぁ、1年が早い早い・・・

今月もふりかえってまいりましょう。

■大阪HepFiveにて施設案内チャットボットサービス開始しました!
先月もこちらでご報告させていただきました。大阪梅田にあるHepFiveさまで、チャットボットによる店内案内サービスも開始させていただきました!
現地に行かれる方がいらっしゃいましたら、店内にあるQRコードからぜひご利用ください。

店内案内チャットボット

■続)kiwami Watch

以前、紹介した先進的なウェアラブルデバイス(ウォッチ型スマホ)はすでに某リテールさんに大量に導入させて頂いておりまして。とはいえ先進的なハードウェアならではの数々のトラブルにも悩まされつつ。
毎度のことながら。気づいたのは、このサイズのウェアラブルデバイスを実店舗で大量に運用に乗せてる企業がおそらく世界中どこ探しても無い。
よって。いま僕らが受けているトラブルなどのペイン、およびその解決のためのアプローチは・・・他社が追随できないレベルになってきました。いや、ほんと色々苦労しています。実証ノウハウも含め、他社に追いつかれる気が全くしません。これはこれで、ありがたいやつで。
以前にも書いたやつですが。簡単そうに登頂できそうな山が、超絶難易度の高めな山になりました。毎度のことながら、これはもう後追いを許さないレベルに・・定量的に説明ができないのがもどかしいですが、それこそが、僕らスタートアップの強みの部分ですかね。

あと。実は、このデバイスでぼくらの、リモート接客システム「xR Cast HoloPhone」がちゃんと動くのですよ・・・

xR Cast HoloPhone on  kiwami Watch

面白いことに。最新型は手首側にカメラがついているのです。世間にあまり告知してないのですが、現場作業などを遠隔サポートする「xR Cast Support Phone」というプロダクトも作っておりまして。ウェアラブルが本当に必要な業態に向けて、これは、なにかするとなにかなるかも・・・

ここにカメラがついているのだ!

あと。こちらですね・・・OSがピュアなAndroidなんで専用アプリなぞ計画中でして。色々とノウハウが溜まってきたところです。

押しやすいインターフェイス

kiwami Watchも進化は止めません。

■「Connecting the dots」について考えてみた
最近。1on1ミーティングのおり「Connecting the dots」の話をすることになり。ふと、自分の若かりしころを思い出してみれば。サラリーマンになりたてのころ、これ将来なにか自分にとって意味のある事なのだろうか?と悩むのは、あるあるなわけですが。
思えば。新卒で東芝に入社し、ことコンピュータに関しては天才的なセンスから(嘘)天才新人と呼ばれ(実際には中学生の頃からプログラムを書いていたというチート)、配属先でイキっていたのもあり。そのせいか、1年くらいOAコンピュータのOSのパッチ当てという地方巡業を命じられていた頃に、とある田舎の駅でなかなか来ない列車を待ちながら・・・この無駄な時間、同期入社のやつらバリバリ仕事覚えてんのに俺は一体何をやっとるのだろう?と思い悩んだのを思い出しました。
とは言え。全国津々浦々のダンボール工場を巡った経験も、その後になってみれば色々な地方の色々なカルチャーを知っていることで、初めて会うお客さんとか、面談に訪れる人の出身地カルチャーみたいな共通話題における雑談力には確実に生かされており。経験は侮れんなと思う次第で。
眼の前の事を一生懸命やってたら。1年後、5年後、10年後みたいなところで何ぞ役に立つ事があるっていうのは。ぼくのようなジジィになってみて初めてわかるやつで。ジジィから「いま、やってることが無駄に思えても、それって後に繋がるやつやで!」と言われたところで、若い時分に理解できるはずもなく。点と点をつなぐ話ってのをヤングにしても無駄なのかもなぁ・・これはどう伝えたらよいものか。
自分の経験で興味深いところでも。iPhone日本発売時、AppStoreロンチ時にTVCMにも取り上げてもらったイケてるアプリ(自画自賛)をぼくが出せたのも、突然に木の又から生まれたものではなくて。その1年前とか2年前に、当時の石原都知事が観光税の使い道を模索しており、東京都と都営地下鉄の予算で「Tokyoのりかえ案内」という駅設置のタッチパネル型サイネージのユーザインターフェイスのデザインと試作を繰り返していて、その時のインターフェイス設計が基礎になっています。
スタイリッシュなタッチパネル向けユーザインターフェイスをあぁでもないこうでもないと考えていた時、東芝のコネをつかって京都やら九州やら全国の先進的なユーザインターフェイスを作っているデザイン企業を巡ってはタッチパネルのインターフェイス”かくあるべき”という事を四六時中24時間考えて、生み出したアプリが出た時、それがアップルのCMに出た時、レビューで「神アプリ」と言われた時は、嬉しかったですね。
ともかく。石原都知事が観光税を取りすぎなかったら、Apple社に凸ることもなかったし、イケてる乗換えアプリも出ることがなかったんで。これもぼくの運と、dotsの不思議なつながりといえるでしょう。
ジョブズもそれっぽい事を言ってます。眼前の「dots」の重要性はさることながら。真に重要なのほうは後から「Connecting」するほう。流動性知性とも言われていますが、時間・空間を含めた様々な経験や情報を俯瞰して見る能力が重要だと。
起業家に愛読者が多いジェームスWヤングの著書「アイデアの作り方」にも似たような知性の話が出てきますね。すべての材料は自分の中に存在していて、あとはシャッフルして点と点が繋がりが画期的なアイデアになって降りてくるのを待ちなさいと。アイデアはふとしたときに降りてくる。
思えばConnectingする瞬間ていうのが、苦しんでいるときではなく、卵焼きを焼いているときとか、コーヒーを丁寧に入れているときとか、トイレに入っているとか、風呂に浸かっているときとか、どちらかというとリラックスしている時に降りてくるのが面白いものです。

■閑話休題
さて。早くも2024年も折り返し地点に。やばいですね。。。会社のメンバーも増えてまいりまして。早速、アキバの事務所も若干手狭感が否めない感じになってきました。
同じビルに空き物件があればよかったんですが、徒歩2~3以内で外神田界隈にサテライトオフィスを探しております。
そういえば。先日、弊社も株式上場に向けて社内の勉強会など開いてみました。これまで、内部統制などもだいぶ放置してきてしまったのと、社内のメンバーも増えてきたので、メンバーの視座も高くしていきましょうと。
本当に初期の頃は、オフィスがガストとかタリーズで、取締役と2人で・・
「明日、新宿のタリーズ集合ね~」
というノリで毎日仕事してました(汗)。あの頃を思い出すと隔日ですが・・・きっと東京証券取引所の鐘を鳴らす頃は、今の状況も「あんな頃もあったよね~」となる事でしょう(笑)。
さて。そんな上場を目指す、アキバ系スタートアップの弊社では、引き続き、全領域でメンバーの募集も行っております!
正直スタートアップですので、向き不向きがございます。そんな、方のためにインターンシップ制度も設けております。本当にスタートアップでトライしてみたい方は1週間、2週間でもインターンシップにトライしてみてください。
履歴書を出すほどではないんだよなぁ・・まずは話だけでも聞いてみたいという方もお気軽にメッセージ送ってください。

では。急激に夏に向けて暑くなってまいりましたが。皆様も体に気をつけてください!

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