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朝の光にナイフを入れて(詩)

朝の光はみずみずしい

きっと不純物の無い

はちきれんばかりのそれに

ナイフを入れたら

酸味の効いた飛沫で

思わず顔をすぼめてしいたくなるほど嬉しい

朝の光は産声をあげたばかで

目に入れても痛くない

朝の光に罪はない

朝の光に悪意はない





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