![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143696370/rectangle_large_type_2_097e1552e01e8dbeced832e5f3e1c3e3.jpeg?width=1200)
髑髏背負う母一人(詩)
夜霧に彷徨う常夜燈
生ぬるい息が巻きつく
石積みを対岸に覚え
柳の根元にほむら一つ
髑髏背負う母一人
泡音ばかりで波は無く
陰が陽に替わる時
朽木の奥から虹が出て
祝いの宴で能が来る
蝶々が優しく面影を切る
ダム湖のうねりで覚醒す
湖面に泳ぐ能面一つ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?
夜霧に彷徨う常夜燈
生ぬるい息が巻きつく
石積みを対岸に覚え
柳の根元にほむら一つ
髑髏背負う母一人
泡音ばかりで波は無く
陰が陽に替わる時
朽木の奥から虹が出て
祝いの宴で能が来る
蝶々が優しく面影を切る
ダム湖のうねりで覚醒す
湖面に泳ぐ能面一つ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?