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星一とのとえみの会 side のとえみ|スタジオお茶会|#星のとチャ会

side のとえみ の始まり

2023年、演劇ムーブメントえみてんの星一(ほしいち)くんと、それぞれ好きなことをやるための場所をつくりました。それが、「星一とのとえみの会」という名前の集団です。

えみてんの公演が3月に終わり、その後の公演は未定。今年は私も何か自分の企画をやりたいなと思い、マーブルドラマをスタートさせたところでした。並行して舞台公演に参加したり、企画するのはちょっと無理だなと私は思っていたので、星くんが舞台を作るのならば、私は演劇ではないけれど演劇に関係のある「企画」をやる場所にしようかなと思いました。

説明文にも「演劇をやる」とは書いていない、sideのとえみ

そこで思い出したのが、もう数年も前に行った、演劇関係者との飲み会でした。コロナのこともあり、飲み会など人が集まることはやれないなと思っていましたが、人が集まる機会が作れたらいいなというのは思っていました。また、今年に入って、客演さんを呼びたいけれど繋がりがない、という話を何度か聴きました。それならば何かあったときに声をかけられるくらいの顔見知りになれる機会があったらいいのかなと思いました。

飲み会をしてもよかったのですが、飲み会は本当に手間がかかるし、面倒です。お誘いする人のバランスや、お店探し、予約、当日の管理、会計など、本当に面倒だし、それだけやっても自分に返ってくるものは少ないです。
それならば、来たい人だけが来れて、手間が少ないことをやればいいと思いました。その上で、気になった方を飲みに誘えばいいし、その後もお付き合いをすればいいと思いました。

そんなわけで、集まれる場所と機会を作ることにしました。


そうだ、お茶会をしよう

オープンスタジオ的な「お茶会」をすることに

関東ではよく見かけるのですが、場所を開放して、参加費を出してもらっておしゃべりなどをする演劇お茶会にすることにしました。名前は特にありませんが、ハッシュタグで「#星のとチャ会」という名前にしました。
一応星一とのとえみの会なので、「星のと会」。それに、お茶の「茶」とチャーリーズスタジオの「チャ」をかけて、「星のとチャ会」としました。

場所は、石川さんことチャーリーさんが所有されているスタジオをお借りしました。チャーリーさんとしては、
・スタジオを動かしたい
・ふらりと行っても人がいるような、人が集まる場所にできたら
・お金がないけど何かしたいという人がいたら使ってもらって色々やってもらいたい

というようなことをお話されていたので、こういうスタジオがあるよ、という紹介も兼ねることができたらと思いました。チャーリーさんのご厚意で、コラボレーションという形にして、使わせていただきました。(本当に感謝です)
そのため、参加費はなしにして、代わりに来られた人たちで食べたり飲んだりできるものを差し入れてもらおうということにしました。チャーリーさんにも相談に乗っていただいて、確認しながら進めていきました。


お茶会当日

こんな感じでスタート

結果、初開催でしたが、10名の方に来ていただきました。ソロで活動している方、劇団所属の方半々、といった感じでしょうか。県外で過ごしていた方と県内だけで過ごしている方も半々くらいの印象でした。

来られた方や差し入れは、こちらのツイートにまとまっています~。

お話させていただいて、ソロで活動している方々は、自分で「今年はどんなことをする」というのを決めて、それを行動していく力がある人ばかりだなと感じました。その中で、人と人とが繋がっていったり、知り合っていくというところにも重きだったり、価値があるんだなという風に思いました。

私は個人でもユニットでも活動していますが、人とコミュニケーションをすることに興味があるし、それはお芝居をするということにも繋がっているんじゃないかなと思っています。個人としてでも、役としてでも、相手に興味を持ったり、コミュニケーションをして関係性を築くというのがなにか役に立つんじゃないかと思ったりしています。


感想など

自分一人だったら関わらないような方々と知り合えたり、お名前だけ知っていてようやく私もお話させていただけたという方もいらっしゃって、本当に良かったです。その中でも、居心地がいいなという方や、人当たりや空気感が好きだなという方に出会えたのも嬉しかったです。

その反面、もう少し少人数でのまとまりで、その人に必要なことが含まれる会話まで、深くお話してもらえる席振りができたらもっと良かったなと思いました。テーブルの配置を工夫して、大きな輪になるのではなく、小さな輪から、大きな輪に加わったり、みたいな感じでお話しできる環境にしたらもっと良かったと思いました。
どうしても、長く滞在する人と、短く滞在する人が出てくるので、話し手が入れ替わりにくかったり、もっとこの人とお話がしたいというのが叶わなかったりしたなぁと思いました。自由に移動して近くでおしゃべりできるきっかけを作れたら良かったです。

次回、来年も同じようなことができるかは分かりませんが、チャーリーズスタジオに集まりやすくなるような企画やお茶会がやれたらいいなとは思っています。枠組みは作ったと思うので、自分もやってみたいから手伝ってノウハウを知りたいとか、やって欲しいから手伝います、という方がいてくれたらさらに嬉しいです。また開催する際は、今回参加できなかった方もぜひ来てほしいです!


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