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個展を終えて

10年ぶりの個展を無事、成功のうちに終えることができました。

雨の日が多い中、たくさんの方にお運びいただきまして、どうもありがとうございました。一人ずつお礼のメッセージを送ることはできないのですが、見てくださった方、絵やプリントを買ってくださった方、イベントに来てくださった方皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。この機会を用意してくださったギャラリーハウス・マヤのマヤさん、レンさんと、スタッフの長田結花さん、ペンスチのメンバーのヒロミチイトと東京メロンボーイ、イベントのゲストに来てくださった寺田克也さん、家族と親戚と友達のみんな、どうもありがとうございました。

↑寺田克也さんと

↑ライブ・ペインティング(短いバージョン)

↑ライブ・ペインティング(長いバージョン)

一週間だとあっという間に終わってしまうところ、今回は二週間あって、長過ぎず短すぎず、ちょうどよい期間だと思いました。

↑堤大介さん、上杉忠弘さんと

今回の個展、実はもともとは絵本『いきもの特急カール』のプロモーションを兼ねて、絵本の原画(といってもデジタルなのでプリントですが)を展示しようというところから始まった企画でした。ところが、事情により『いきもの特急カール』は二作目以降の予定が消滅してしまい(発売記念イベントで大々的に発表したのに!)、個展の内容も変更することになったのです。(もしカールの二作目以降に興味を持っていただける出版社がありましたらご連絡お待ちしてます!)

というわけで、個人的に少しずつのんびり描いていた油絵を急いで仕上げて出品することにしました。DMにもなっている3という番号の入った絵は、完成までに6年かかっています。というか、6年前に描きはじめたものの、〆切に追われて長い間ほったらかしていたものを急遽仕上げたものです。むらさきしんばし銀行のクジラの絵も数年かかってます。

今回個展をやって良かったと思ったのは、油絵を描くことの愉しさを再発見できたことです。ここ15年くらいずっとデジタルで仕事をしてきたので、筆にたっぷり絵の具をつけてキャンバスに色をおいていく行為はとても愉しく、また癒やしにも似た心地よさを感じました。

そして自分の今後について思うところがあり、実はだいぶ前から考えていたことではあったのですが、なかなか重い腰を上げられなかったところを今回の個展が背中を押してくれたように思います。今考えていることについては、現在研究中、調査中ですので、そのうちまたこのnoteに書こうと思います。

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