下町ロケット　原稿読んでます

池井戸さんの『下町ロケット ゴースト』は早速とても売れているようで、装画を描かせていただいた身としても嬉しいです。 現在僕は、シリーズ第四弾となる『下町ロケット ヤタガラス』の装画を描くべく、原稿を読んでいるところです。最初からすでに面白く、仕事でゲラを読んでいるとはいえ物語に引き込まれます。 そういえば、池井戸さんが直木賞を受賞されたときに、小学館の編集部が作って、なぜか僕もいただいた楯！がありますので、写真を載せておこうと思います。 正面から見るとあまりわからないか

Painting a tree

個展のためにいくつか油絵を描いています。いつもはデジタルで仕事をしているので、個展ではそういう絵を見たいのであって、実は僕の油絵なんて興味無いという人も多いのではないかと密かに思ってます。 まあ、それはよいとして、それらの原画を複写するためにカメラを買ったので、試しにタイムラプス動画を撮ってみました。タイムラプス撮影する際に、フォーカスがいろいろなものに追従すると困るので、オートフォーカスは切ってあったのですが、最初の白いキャンバスの状態のときにピントを合わせるのを失敗してしまい、前半がピンぼけになっています。マニュアルでピントを合わせるのはいいのですが、カメラの位置と老眼のせいもあって、なかなか難しいです。 休憩も入れて全部で三時間弱くらいの工程でしょうか。テレピン油を使って塗り始め、普段はリクインというミディアムで乾燥を早めつつ描くのですが、今回は一発描きのため、アーティスト・ペインティング・ミディアムを使っています。こっちを使うと乾燥がより遅くなり、エッジのコントロールがしやすく（ある意味では難しく）なります。エッジコントロールこそは油彩の醍醐味だと思います。

下町ロケット・ゴースト

池井戸潤さんの最新作にて下町ロケットシリーズの第三弾『下町ロケット・ゴースト』発売になりました。装画は池井戸さんにも気に入っていただけたようで良かったです。

10年ぶりに個展をします

10年ぶりの個展をすることになりました。タイトルは『白と熊』です。 これまで仕事で描いてきた伝わることが目的のデジタル作品（白＝ニュートラル、オープン）多数と、個人的に描いてきた伝わることを目的としていない油彩作品（熊＝本能、野生、弱気）を数点展示します。数に限りがありますが、作品集や絵本、チキュウズィンも販売する予定です。 よろしくお願いいたします。

いつものルクエ

いつも仕事場の電子レンジで作っているルクエ料理を紹介します。今日は早速昨日行ったChef's Marcheで野菜を買ってきました。 まずは茄子を一本切って入れます。ちなみにルクエはずっと浅型のものを使っていましたが、最近はスープぽいものを作りたくて深型のに替えました。 豚の挽肉（赤身）を加えて軽く塩コショウします。 ここで肉と茄子に火を通すために一旦電子レンジにかけます。3分くらいです。 きゅうりを一本加えます。 木綿豆腐を一丁。 生卵一個。 缶詰の完熟カットト

Chef's Marche

　仕事場の近所に新しくオープンしたChef's Marcheという八百屋さん。サラダがスゴイというので買ってみました。注文するとその場で野菜を切って作ってくれます。おまかせで一人前200円。安い！ 　仕事場にはドレッシングがなかったので、塩胡椒と醤油で食べてみましたが、とても美味かったです。オリーブオイルもあったのですが、開けて一年以上前のものだったので使うのはやめておきました。 　僕はいつも夕食はスーパーでサラダを買ったり、野菜を買って電子レンジでルクエ料理を作ったりし

小説新潮にて重松清さんの新連載「まなつ」挿絵

The Ritz-Carlton Magazine

　リッツ・カールトンホテルが発行している雑誌The Ritz-Carlton Magazineのための挿絵。以前ユナイテッド航空の機内誌Hemispheresでずっと挿絵を描かせてもらっていた『Row22 seats A&B』という小説の作者Frederick Waterman氏と再び組んだ仕事です。数回連続のシリーズで、毎回どこかのリッツ・カールトンホテルが舞台になっており、実在のホテルを描きつつ挿絵を完成させる仕事です。ちなみに今回の舞台は海南省海口市にあるThe Rit

FABER-CASTELL×gallery DAZZLE×TIS「水と色鉛筆」展

2018年7月24日（火）より開催予定のFABER-CASTELL×gallery DAZZLE×TIS「水と色鉛筆」展に参加します。僕はこの柴犬の絵を販売予定。値段は考え中です。よろしくお願いいたします。

0135 線香花火