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ペンスチ通信

ツイッターの拡張版のような感じで、主にイラストや絵のこと、日々の出来事や考えたことを気楽に綴ります。以前やっていた定期購読マガジンは真面目に役立つ情報を発信しようとした結果力尽き…
主に絵や仕事に関することを書いています。多くの記事を単体でもで販売しているのは、過去記事へのアクセ…
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2022年12月の記事一覧

2022年

今年を振り返ってみると、あまり仕事ができなかった年のように思います。 長く一緒に仕事をしてきたアメリカとイギリスのレップから離れて、海外の仕事が減ったということもあるかもしれません。やっぱりレップが仕事をそれだけ持って来てくれていたのだろうか?クライアントからは直接僕宛に連絡が来ることが多かったので、これはあまりハッキリとはわからないのですが、影響は多少あったとは思います。 依頼はめっきり減り、暇になったので長く中断していた油彩を描き始めました。自分の描きたいように描ける

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モノクロ作品集PEN STILL WRITES

モノクロ作品集PEN STILL WRITESですが、これは2010年にキヤノンのモノクロコピー機のデモ見本として制作されたものです。このモノクロコピー機、いわゆる一般向けのものではなくて、オンデマンド印刷用の列車のように長い機械で、こういうやつですが、それで出力するとこういうものができますよという見本です。 僕がまだ文芸誌の挿絵を頻繁に描いていた頃の仕事です。最近ではこのようなモノクロの仕事もめっきり減ってしまいました(僕には)。 この作品集は現在入手できない状態になっ

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New Yorkつづき

とうとう僕もコロナに罹患してしまい、クリスマスは家で寝ておりました。幸い全体の症状としてはかなり軽症と言えるものでした。熱が一気に39.8度まで行ったので、さすがに身体中の痛み、頭痛、喉の痛みなどあったのですが、熱が下がってからは意外と楽です。一週間経ってだいぶ回復しました。ただ、だいぶ後になって来た嗅覚異常はまだ戻ってません。 ということで、前回の続きであるニューヨークに行った話を以下に再録しておきます。 今回のニューヨーク行きのメインイベント、The Society

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Google Doodleが金メダルを受賞したので

これは自分では全く予想していなかったので意外でしたが、高橋理明博士生誕94周年のGoogle DoodleがSociety of Illustrators 65にて金賞をいただきました。 そこで、本来ならばNew Yorkへ行って授賞式でスピーチをするべきところなのですが、現在彼の地は物価も高いし、そう気軽に行けるものでもありません。ということで、今回授賞式は欠席です。 そもそも、いつまでこのようなアメリカの年鑑に応募し続けるべきなのか、今となってはイラストレーション業界

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どこからインスピレーションを得ているか(その2)

知っている人は知っていると思いますが、ガラクタ好きが高じて、目黒の大鳥神社向かいあたりで店をやっていたこともあります。そのときの写真です。 https://www.flickr.com/photos/tatsurokiuchi/albums/72157627168107637 什器のデザインをしたり、内装を考えたりするのもとても楽しかった思い出です。モノは売れませんでしたけど。

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現在でも通用するものを選んで転載していきます

以前やっていて、現在は公開を停止している定期購読マガジンがあります。そこに書いていた記事は、個別に値段を設定していなかったため、今となっては誰も読めない状態になっています。(一度停止した定期購読マガジンを再開することはできないようです) ですので、そこにある記事を少しずつこちらのマガジンに転載していこうと思います。とはいえ、内容的にその時だからこそ書けたものなども多く、全部を転載するのは難しそうなので、現在でも通用するものを選んで投稿していきます。 すでに読んだことあるよ

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どこからインスピレーションを得ているか(その1)

絵を描くときに、どこからインスピレーションを得ているのかというのは、たまに聞かれます。 イラストレーションは仕事で描いているものなので、挿絵であれば、もととなる小説などの文章を読んで、というのはもちろんあります。ただ、上の質問はどちらかというと、仕事の範囲内でというよりはもっと絵描きとして生きている上で、創作という意味でのことだと考えます。 そうすると、どこからなんでしょう? その意味でももちろん、小説などの文章を読んでなにかひらめくことはあります。でも圧倒的に何か画像

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